2021年11月12日(金)、フロリダ州スチュアートで開催された第21回バイブルマラソンで、サムエル記上6章を読み上げる女性。(写真:ジョー・コバックス)
By :ジョー・コバックス Published 2021年11月14日
■■ フロリダ州スチュアートでの
今、何百万人ものアメリカ人が政治的に「目覚め」つつあるか、あるいは、人類に対する神の指示に関わることを放棄している時代に、あるアメリカの都市の住民が、勇敢な姿勢で、政府の敷地内の屋外で昼夜を問わず最初から最後までノンストップで聖書を読むことで、創造主への固い絆を新たにしています――
第21回聖書朗読マラソンは、退役軍人の日である木曜日にフロリダ州のスチュアートで始まり、聖句のすべての言葉がマイクに向かって発せられるまで月曜日まで続きます。
2021年11月12日(金)、フロリダ州スチュアートで開催された第21回聖書マラソンで、女性が聖句だけを読み上げる中、十戒が立っています。(写真提供:ジョー・コバックス)
毎年恒例の90時間に及ぶイベントのアイデアは、2001年9月11日のアメリカに対するテロ攻撃の直後に、「Spirit of Prophecy Ministries(スピリット・プロフェシー・ミニストリー)」のジーン・ヒールトン牧師とドナ・ヒールトン牧師が始めたものです。
このイベントで聖書を朗読している少年をご覧ください。
9・11の「ツインタワーが倒壊したとき、主は私たちの心に、国家のためにこれを行うことを語られました」とドナ・ヒルトンは語りました。
「これは私たちの国のためであり、私たちの教会のためではなく、私たちの国のすべての人々のためなのです」
スチュアートとマーティン郡の両自治体は、2001年からこのイベントに賛同し、聖句を公に読むことを支持する公式声明を発表しています。
今後、アメリカで神へのリバイバルが起こることを予感しますか?
創世記の「初めに」から黙示録の最後の「アーメン」まで、英語または母国語で24時間スピーカから流れる聖句を読むために、あらゆる年齢層の人々が15分単位で申し込む方法です。
2018年、ハルトン夫妻は、ステップ・イントゥ・グレイス・ミニストリーズのエディ&ジョアン・ロドリゲス夫妻に運営を引き継ぎました。
WND(このWEBサイト)では、2013年にジーン・ヒルトンがこう述べました。
「今、この国が本当に良くない状態であることは分かっているので、聖書の土台に立ち返る必要があります」と語ったことをはじめ、何度もマラソンを取り上げてきました。
「そうしなければ、私たちは急速に衰退していくでしょう。私たちはそれを知っています。私たちの国は神の言葉を必要としているので、私たちはそれを宣言し続け、宣言することを決して止めないようにしなければなりません。
彼らは私たちの国のあらゆる場所から神を取り除こうとしています。神が存在する可能性のあるあらゆる場所で、彼らはそれを止めようとしているのです」
また、ジーンさんの奥さんのドナさんは、WNDにこう述べました。
「私たちは、1年だけのつもりでやっていました。これは神が(やれと)言っている命令のようなものです。
これは、主がこの郡で私たちに求められている最も重要なことかもしれません。
神の言葉がここから発信され、十戒がこの土地に置かれ、十字架とダビデの星があること。神の民が一堂に会して、神がなさっていることに感動しています」
2021年11月12日(金)、フロリダ州スチュアートで開催された第21回バイブルマラソンで、新約聖書の聖句が展示されている。(写真提供:ジョー・コバックス)
「そして、毎日心を一つにして宮に集まり、家々でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、」 【使徒の働き2章46節】
「神は預言者を遣わして御言葉を語らせているのだとつくづく感じますが、もし政府が私たちの声に耳を傾けようとしないのであれば、神は民衆を立ち上げようとしています。
しかし、政府が私たちの声に耳を傾けないのであれば、神は人々を起こしてくださるでしょう。
私たちは、物事がより困難になり、人々が経済や仕事、その他すべてのことで、より苦労しているのを目の当たりにしています」
「私たちは、神の王国を築くことを考えなければなりません。人々が苦労し、困難な時期を過ごしているからこそ、神をより求めるようになっているのだと思います。
私たちは、神が私たちの答えであることを人々に伝えなければなりません。
そして、神に立ち返らなければなりません。
なぜなら、神は国々で物事が起こるとおっしゃっていて、私たちはその国々のひとつだからです。
自然界に目を向けると希望がないこともありますが、神のもとではすべてのことが可能であり、神こそが私たちの希望なのです」
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【メモ】
フロリダはやはり、霊的に開けて明るいです。現在のアメリカの各州を見ればそれぞれの状況が、特にコロナ禍になってはおおよそ見えてきますよね。
この地元でのバイブルマラソンも凄いと思います。アメリカは今、ものすごい局面に立っていますが、聖書の神さまを信じて、神を愛する強い信仰をもつ人々がいます。
フロリダというと、1990年代半ばから2000年代にかけての数年、ごく小さい港町、ペンサコーラという町で大きなリバイバルが起こりました。
ちょうど、私がクリスチャンになったころで、このペンサコーラ・リバイバルで巷はもう持ち切りでした。
自教会や付き合いのある他教会の人々も、続々そこへ見に行っていました。(私は行っていませんが)
みんなが、行きたい行きたい、現場が見たい、そこの教会へ行ってみたいと言って、かなり多くの人がそこへ行きました。
そんなことを思い出しました。
フロリダの人々、教会そしてそのお一人おひとり、皆、神様を愛し、ますます主に祝福されますように!