ボホール―日本知的障碍者協会のバビタハウスの開所式へ

本日は午後、ボホール―日本知的障碍者協会のバビタハウスの開所式へ伺った。

今年からこの協会を、日本では教師をされていた杉山明子さん、和田るい子さんの元JICA隊員女性が立ち上げ、数人の知的障碍者の子たちが半分ここで寮生活を送りながら集っている。私たちは昨年夏に、別のJICA隊員の方からご紹介を受けて以来のお付き合いであり、うちが引越して同じダウイスで近くなった。


(議員の中で元Jリーグ1期のベルマーレ平塚のサッカー選手だった森正明氏は施設にサッカーボールを贈られた。左から森議員、杉山明子さん、ダウイスのメイヤー、和田るい子さん)

日本勢としては、JICAの日本事務所の方々がマニラから、そして日本から2泊の強行軍で来られた7人の自民党神奈川県議団国際協力議員の会の方々、そして現在ボホール島に派遣されているJICAボランティア隊員の方々。
現在、2017年末完成予定のボホール(パングラオ)新国際空港建設のほうに関わっておられるJICAの方々も来られていた。日本とパングラオ(ボホールの離島)の直行便は果たしてすぐにできるのだろうか?!?


(7人の自民党神奈川県議団国際協力議員の会の方々と杉山さん、和田さん)


(施設の男の子たちとJICA隊員の日本からの古着支援を着てのオカマコンテスト?!?)


(現在ボホールに派遣されているJICA隊員たち)

フィリピン勢は、州知事代行として来られた教育省代表の方、私たちの住むダウイス地区のメイヤー(私より若い女性!)、教育関係の方々が来られた。

最後は豚の丸焼きや近隣の方々の手料理もふるまわれ、美味しかった。
あと、JICA隊員で間もなく観光担当の後任の方がまた入ってこられるそうだ。
私は普段、大勢の日本人に一度に会う機会がほとんどないので、今日は稀な1日となった。

バビタハウスは杉山さんがJICA隊員の期間に、現地での教育や知的障害の青年たちへのサポートを続けることを決意され、基本自費ですべて建て上げられた。身を切って事を始められたことは本当にすごいことで、なかなかできるものではない。
あと、杉山さんはまだJICA時代を合わせてのべ3年超くらいかと思うが、こっちで英語ではなく完全にビサヤ語で生活されている。外国人でビサヤ語でこっちで暮らしている人は私はこれまで見たことがないからすごい。私なんかビサヤ語どころか英語の気力もないのにー。われわれはご近所的に時々訪れたりして陰ながら応援していこうと思う。

■バビタハウスに、今春から飼って貰っている元うちのヤギのサブ子とあん子、そしてサブ子がここで産んだオスの子ヤギ

麦男の母、サブ子も大きくなった。

あん子も元気そうでよかった。

サブ子のオスの子ヤギ。麦男に似ていないなー。すごいかわいい。

私たちのことを覚えているのかいないのか……。