イースター礼拝

今年は今日がイースター礼拝。しかし、こっちのプロテスタントはクリスマスにせよイースターにせよペンテコステにせよ、特になんらかの行事をしない。一説にはカトリックとの差別化とも聞いたが、真相は分からない。

これまではうちの教会も、イースターだからといって復活のメッセージというわけではなかった。いつもと変わりなかった。でも今日は、イエス・キリストの(十字架の死から3日目の)復活、その復活にあずかった私たちに与えられた新しい命、古い自分はもう死んでしまったという、基本的なメッセージだった。

「ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず罪人らの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえらなければならない、と言われたでしょう。」(ルカ24:6〜7)

さて今日は、メンバーのご家族が来たりでなんだか人が多かったが、セブでNGOに勤めているあや子さんのお友達も一瞬来られて、短時間だけれど遭遇できてよかった。私の学校のすぐ近くの出身の人だそうで世間は狭い。これまでに諸外国で住み、ラオスでも働いていたそうだ。

それから今日は、ガムさん一家が帰省で揃っていた。カンボジア宣教師のドリーナさんは今朝ボホールへ帰国、アーロンはミンダナオから帰省、ということでパパ、ママたちも涙ぐんで家族の再会を喜んでいた。やっぱりこっちの人たちって家族大好きという感じがする。

そして、なんとついに教会の車が購入されていた!結局何にするか、どうするかといろいろ言っていたが、ガムさんが出物と出会ったらしく、Buy1 Take1(=1つ買ったらもう一つおまけがついてくるという、フィリピンに多いセール方法)で2台買ってきた。2台で32万ペソ(80万円位)なので安いと言えば安いが、ハイエースのバンのほうは要修理の様子。まだ動かせない。

そしてSUVマツダMPVというので、6気筒3000CCというから、馬力はものすごいある。そして現状でも動かせる。こっちのほうはガムさんがカミギン島へ持って帰る予定らしい。うちの教会用のハイエースのほうは、名義変更や修理等を終えてからの使用になる。

ま、ちょっと古いかな〜(2000年モデルらしい)というのと、私は大きいマルチキャブのほうが教会使用には便利だと言い続けてきたが、この2−3年でこっちの車事情が大きく変わって、猫も杓子も新車の大型車に乗るようになってきた。そんな昨今の中で、マルチキャブに乗るというのは現地の人的には見た目が良くないと思っているのではないだろうかと思う。日本人が今日ますます実用重視になっているのに対し、フィリピン人は基本、見栄え重視な国民性のうえ今日ますますそういう方向に行っているので、価値観が全然違う。