引っ越し調査中

こちらでの引っ越し方法について調べ中。
こちらには日本のような至れり尽くせりの引っ越し業者というものがない。フィリピン日通など日系の業者はあるにはあるが、べらぼうに高いので現実的には頼めない。頼む気はなかったが一応今、国際引っ越しのほうですでにお世話になっているので担当者に軽くセブ→ボホールの引っ越し代がどれくらいなのか聞いてみた。そしたらなんと、約10万円という! 日本の引っ越しよりずっと高いじゃないか。しかも日通が行うのではなく現地の下請けに依頼する形という。うーん。
うちの日本からの荷物が金曜にようやく届くのだが、その件の対応も担当者が現地在住日本人であるにもかかわらず日本国内の応対とは全く違うし(悪い意味で)、それなら料金のべらぼうに高い日系業者に頼むだけのメリットが何もないような気がした。

セブ島内での引っ越しならば現地のトラックを借りると、もれなく2、3人くらいのお兄さんがついて来るので、梱包さえ自分たちで完成させておけばとにかく指定の場所から場所へ運んでもらえると聞いている。
その辺の電柱などにトラックレンタルの張り紙があるので電話して依頼するのが一般的なようだ。もちろんコネがあれば知り合いに頼むのだろう。

でも今回私たちは別の島へ移るので、セブ島内での輸送、海上輸送、ボホール島内での輸送という3つの行程に分かれてしまう。何もかもが速やかに機能しないこの場所で、こういった引っ越しが果たして確実にできるのか、想像しただけでなんか怖い気がした。それで、改めていろいろな人に聞いてみることにした。

すると旦那の英語の先生の一人が、知り合いに引っ越し業者がいるということで早速相談に乗ってくれた。ありがたい。私は現地の引っ越し業者があるんだということを今日初めて知った。料金は、5㎏=300ペソ(約600円)ということで、多分私たちの荷物量なら総額1〜2万円くらいかかってしまうかもしれないが、セブ→ボホール指定の場所まで運んでくれるならまぁそれくらいはしても仕方ないかなと思えた。フィリピン日通のすごい見積もりの後だったので安く見えるだけかもしれないが……。

島国フィリピンでは多くの人が島から島への引っ越しを経験しているはず。でもなぜか今のところ具体的な引っ越し体験談は目にしたり耳にしたりしない。私の学校の先生も他島へ引っ越した身内に聞いてみると言ってくれているが、人によって方法がまちまちな気がする。あとどうしても日本人(外国人)が直接依頼するとふっかけられると思う。現地の人に依頼までお願いしたほうがいい感じだ。
なんにせよ思ったより早く目処がついたので来週は新たなアパート探しに専念できるかなと思う。

それはそれとして、今のアパート、昨日からまたバスルームの蛇口が水漏れし始めた。見てもらうと蛇口の部品が内部で欠けているようで、明日部品を買って再度直してもらうことになった。一難去ってまた一難という感じ。それでもオーナーやスタッフが建物内にいて、言えばすぐに快く対応して貰えるのは、こちらではすごいことなんだろうと思う。私たちも壊れたり不具合があっても、直してもらえる限りそんなに気にはしていない。