カマラがトランプとの討論をやめるようだ

【PJMedia】マット・マーゴリス著 2024年8月31日 2:15 PM
  https://pjmedia.com/matt-margolis/2024/08/31/its-looks-like-kamala-is-about-to-chicken-out-of-debating-trump-n4932148
9月10日(火)午後9時(米国東部時間)からフィラデルフィアのナショナル・コンスティテューション・センターで行われるドナルド・トランプとカマラ・ハリスの討論会は、間違いなく実現しない気配だ。

 

なぜか? ワシントン・ポスト紙のジョシュ・ドーシー記者は8月27日(金曜日)に、ハリス陣営が討論会のルールをまだ受け入れていないと報じた。


ルールによると、討論会は無観客で行われ、近親者用のVIPホールドルームとスタッフエリアが現地とメディア/スピンルームに設けられる。

 

討論会の時間は90分で、2回のコマーシャル休憩を挟み、開会宣言はないが、2分間の閉会宣言がある形式をとる。

 

司会はABCニュースのデイビッド・ミュアとリンゼイ・デイビスが務める。演壇の配置と最終発言の順番は、9月3日の仮想コインフリップで決められる。

 

候補者は小道具や事前に書いたメモを持つことはできないが、ペン、紙、水筒を持つことができる。

 

ディベートのタイミングとマイクの使用については厳格なルールが設けられ、残り時間を示すライトが点灯し、マイクは発言する候補者のためだけに生中継される。

 

質問やトピックは事前に共有されず、候補者同士が質問し合ったり、休憩時間中にスタッフと交流したりすることはできない。司会者はタイミングを強制し、「礼儀正しい討論を保証する」。

 

ルールはいたって単純明快で、大騒ぎするほどのことはない。しかし、8月28日(土曜日)の朝、カマラ・ハリスはトランプがゲームをしていると非難し、大騒ぎした。

 

忘れてはならないのは、トランプとバイデンとの最初の討論会に生マイクを使わないことを望んだのはバイデン=ハリス陣営であった。

 

カマラ・ハリスが民主党の推定候補になったとき、トランプが討論会の日程、司会者、ルールについて再交渉を望んだとき、カマラはドナルド・トランプがすでに日程、司会者、ルールに合意していると主張し、彼が彼女との討論をやめようとしていると主張したことだ。

 

カマラ・ハリスは、トランプがジョー・バイデンと合意したのと同じ討論とルールという、本質的に彼女が望んでいたものを手に入れた。

 

「ハリス陣営は、すでにCNNのルールに同意した後、着席しての討論、メモ、冒頭陳述を求めた。我々は、合意したルールに変更はないと言った」と、トランプ大統領ジェイソン・ミラー報道官は今週初めの声明で述べた。

 

カマラ・ハリスが、彼女のハンドラーが覚えさせたがっているメッセージングポイントを繰り返すほど賢くないのなら、それは彼らの問題だ。

 

これはハリス陣営のパターンのようだ。

 

ハリスにインタビューをさせない、記者会見をさせない、そして今度は討論会のカンニングペーパーを渡そうとする。

 

推測するに、トランプ大統領との討論会から逃れる方法を探しているのだろう。

いずれにせよ、ハリスが最高司令官になれるわけがない。

 

カマラ陣営が討論会にビクビクし、参加しない道を探しているのは明らかだ。