トランプ大統領、移民政策の強化と国境警備を提唱


ナチュラルニュース】2024/8/27 ローラ・ハリス著

https://www.naturalnews.com/2024-08-27-trump-advocates-stronger-immigration-policies-border-security.html
ドナルド・トランプ前大統領がメキシコとの米国南部国境を訪れ、移民政策の強化と国境警備を提唱した。

 

アメリカを再び安全に」と題した全国ツアーの一環であるこのイベントは、カマラ・ハリス副大統領が8月22日にシカゴで開催された民主党全国大会(DNC)で正式に民主党の指名を受けたのと同じ日に、アリゾナ州シエラビスタで開催された。


訪問中、強力な国境警備の重要性を改めて強調したトランプ大統領は、2021年にジョー・バイデン大統領が就任して以来、コチーズ郡の保安官、国境警備隊職員、地元の法執行機関、米国に不法入国した移民による犯罪で愛する人を失った遺族らと面会した。


「バイデンとカマラが、私と一緒にここにいる家族たち、何千、何万という他の人たちにしたことは、殺されただけでなく、本当にひどく傷つけられ、二度と普通の生活が送れないところまでひどく傷つけられた。強力な国境と強力な選挙が必要だが、我々にはどちらもない」

と、トランプは観衆に語り、バイデン政権が国家安全保障を弱体化させたと主張した。


これに沿って、トランプは11月に再選された場合、米国史上最大の強制送還を開始すると約束した。

 

また、「不法移民犯罪者」に対する厳格な処罰を求め、人身密輸業者には最低10年の義務刑、有罪判決を受けた児童売買業者には終身刑、性売買業者や大規模な麻薬犯罪者には死刑を科すとした。

 

さらにトランプは、法執行官を殺害して有罪判決を受けた不法移民には死刑を科すことを提案した。


カマラは国境開放を支持している


さらにトランプは、ハリスが副大統領在任中に158カ国から2000万人の不法移民が米国に入国したことから、ハリスが「開かれた国境」を支持し、「国家を破壊する国境侵犯」を許していると非難した。

 

そして、ハリスが移民税関捜査局の廃止、収容施設の閉鎖、不法移民への医療費無料化を支持していることは、「集団恩赦」を招き、社会保障やメディケアにさらなる負担をかけることになりかねないと警告した。


前大統領は、自身の移民政策と国境政策がハリスのそれと矛盾することを強調した。

ハリス前大統領は、自身のリーダーシップのもとでは、犯罪者に恩赦を与えるのではなく、犯罪者を強制送還することに重点を置くと述べた。

 

「選択は簡単だ。カマラ大統領の犯罪者大量恩赦か、トランプ大統領の犯罪者強制送還かだ」。


今回のアリゾナ訪問は、民主党がDNCでトランプ大統領の国境政策を批判した翌日に行われた。


大会に出席した民主党関係者は、国境問題で必要な真のリーダーシップを発揮しているのは自分たちであり、トランプ大統領ではないと主張した。


国境に関しては、『ドナルド・トランプは何もわかっていない』と言う私の言葉を聞いてほしいと、国境の街エルパソを代表するベロニカ・エスコバー議員(民主党)は語った。

 

「彼と彼の共和党の模倣者たちは、国境と移民を、対処すべき問題ではなく、利用するための政治的機会と見ているのです」。


民主党のベクサー郡保安官ハビエル・サラザールも、トランプが国境の町の地元法執行機関を支援していないと非難した。

彼は、前大統領の国境訪問を、利己的な写真撮影の機会だとさえ断じた。


ドナルド・トランプがテキサスにやってきて、私と同じような制服を着た警官の隣に立つ。彼は利己的な男だ。彼は利己的な男です」とサラザールは言った。