【ゼロヘッジ】タイラー・ダーデン著 2024年8月9日金曜日 - 午前11時25分
著者:Victor Joecks via American Greatness、
https://www.zerohedge.com/political/2024-echoes-1984
『1984年』という本は警告であるはずだ。今日の左翼たちは、この本を指南書として使っている。
ジョージ・オーウェルの古典的小説は、ビッグブラザーが情報統制と監視によって国民をコントロールするディストピア世界を舞台にしている。
この中に聞き覚えのあるものがあるだろうか。
ダブルシンクとは、矛盾する2つの信念を同時に心に抱き、その両方を受け入れる力のこと。
キャリアの中で、特に2020年の大統領選に出馬する際、カマラ・ハリスは多くの過激な立場をとった。彼女は警察への資金援助を打ち切ろうとする努力を称賛した。
彼女はかつて、移民税関捜査局はKKKに匹敵するとほのめかし、同局を "ゼロから "再建すべきだと提案した。彼女は国境通過の非犯罪化を望んでいた。
グリーン・ニューディールを共同提案。強制的な銃の買い戻しプログラム、民間保険の廃止、賠償金制度を支持。彼女は採掘とプラスチック製ストローの禁止に賛成した。
これらの政策はサンフランシスコでは効果的だが、激戦州では通用しない。心配はいらない。彼女は候補者となって以来、少なくとも5つの主要な政策ポジションで手のひらを返してきた。
この二枚舌を暴く代わりに、全米の主要メディアはそれに加担している。
「ハリスは、トランプとの戦いに向けて政策を調整している」とAP通信は彼女の翻意について書いている。
「党が過去に手を突っ込み、この出来事やあの出来事について、それは決して起こらなかったと言うことができるなら、それはきっと、単なる拷問や死よりも恐ろしいことだ。」
ドナルド・トランプ暗殺未遂事件は、ちょうど3週間以上前に起きた。
血まみれのトランプが反抗的に立ち、拳を振り上げる象徴的な写真が拡散した。
保守的なサイトやソーシャルメディアのアカウント以外では、それ以来ほとんど見られなくなった。全米のメディアは、ハリス大統領を持ち上げることに躍起になっている。
2週間も前に、イスラエルのネタニヤフ首相が議会で演説したことに抗議するため、ハマス支持派の暴徒がワシントンD.C.を襲撃した。
彼らはユニオン駅の外でアメリカ国旗を引き裂き、パレスチナ国旗を掲げた。アメリカ国旗を燃やし、記念碑を破壊し、公園警察に暴行を加えた。逮捕された数人のうち何人かは、すでに告訴が取り下げられた。
簡単な予想だ。
トランプ大統領の脈絡のない「血祭り」発言や1月6日よりも、この2つの話題の方が耳にする機会は少ないだろう。トランプ大統領を英雄視し、左派を傷つけるような出来事は、まるでなかったかのようだ。
「あらゆる記録が破壊され、改ざんされ、あらゆる本が書き換えられた...」
これがリアルタイムで起こっているのがわかる。
先週、私は 「トランプ集会 」でググった。トップは 「カマラ・ハリスのアトランタでの集会 」だった。同じことがイーロン・マスクや他の多くの人にも起こった。
最近、メタAIはトランプが暗殺されそうになったことを認めようとしなかった。
メタ社はフェイスブックの親会社だ。血まみれのトランプが拳を突き上げている写真を 加工されたものと不正確に表示した。グーグルを使ってトランプの暗殺未遂に関する情報を検索すると、その自動入力はトランプの名前すら示唆しなかった。
両社とも、検索結果を不正に操作しようとはしていないと主張している。このようなミスのほとんどが同じ方向に進まなければ、このような言い訳はもっと信じられるだろう。
ニューズピークの目的は、思考の幅を狭めることだ。最終的には、それを表現する言葉がなくなるので、思考犯罪は文字通り不可能になる。
不法滞在外国人は不法移民にすぎない。女性だと主張する男性は女性である。
ドナルド・トランプに投票する人々は民主主義への脅威である。生後8カ月の胎児の頭蓋骨にハサミを突っ込んで脳みそを吸い出すのは医療だ。
イスラエルは、大量虐殺を行うテロリストから自国を守る抑圧者である。多様性にはイデオロギーへの適合が必要だ。
2024年は「1984年」によく似ているが、結末を書くのはあなただ。賢明な選択を。