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【Insider Paper】時事通信 2024年8月26日 14時14分
https://insiderpaper.com/ikea-testing-online-second-hand-furniture-marketplace/
スウェーデンのフラットパック家具小売業者イケア（Ikea）は26日、中古家具のオンラインマーケットプレイスを立ち上げ、顧客同士が直接販売できるようにしたと発表した。
イケア・リテールのリテール部門責任者であるトルガ・オンク氏は、フィナンシャル・タイムズ紙の報道を裏付けるように、AFP通信に対し、
「イケアはオスロとマドリードで、顧客同士がイケア製品の中古品を売買できるデジタル中古マーケットプレイスをテストしている」
と語った。
イケア プレオウンドと名付けられたこのマーケットプレイスは、今年の夏に試験的にオープンし、12月まで継続される予定だという。
「12月以降に評価し、次のステップを決定します」とオンキュ氏は述べた。
この動きは、手頃な価格のフラットパックのビジネスモデルが過剰消費と廃棄につながるという懸念に対処するための、同社の最新の取り組みである。
イケアは以前にも、2030年までに循環型ビジネスになることを目指し、家具のレンタル、修理、リサイクルを行う計画を発表している。
しかし、これまでイケアは顧客の中古家具を買い取り、修理して店舗で再販売していたが、今後はプラットフォーム上で顧客同士が直接販売できるようになる。
イケアによると、世界の中古家具市場は急成長しており、2024年の年間成長率は6.4％と予測されている。
イケア製品は中古家具市場の10％を占めているという。
この動きは、以前は都市郊外に大型倉庫店舗のみを展開していたイケアにとって、都市中心部での小型店舗展開とオンラインショッピングへのシフトの一環でもある。
