日本の一流の研究者が、コビッドmRNA注射を受けた人の血液を使った輸血に伴うリスクに警鐘を鳴らしている。


【SLAY】フランク・バーグマン著 2024年5月29日- 12:23 pm

https://slaynews.com/news/japan-raises-alarm-transfusions-covid-vaxxed-blood/

日本の主要研究者が、コビッドmRNA注射を受けた人の血液を使った輸血に関連するリスクに警鐘を鳴らしている。

 

旭川医科大学の上田純教授が率いる研究チームは、世界中の医療関係者に対し、この研究結果を見直し、公衆衛生に対するリスクを検討するよう呼びかけている。

 

さらに、世界中の政府に対し、注射の「極めて深刻な」危険性から「遺伝子ワクチン」プログラムを中止するよう求めている。

 

「遺伝子ワクチン接種によって引き起こされる健康被害はすでに極めて深刻であり、リスクを特定し、それを制御し解決するために、各国と関連機関が共に具体的な措置を講じるべき時が来ている」と研究者たちは述べている。

 

世界中の多くの国々が、mRNA注射が大きな副作用を引き起こし、しばしば致命的であることを報告している。

 

遺伝子ワクチンによって、接種後の血栓症やその後の心血管障害、また自己免疫系や神経系を含むあらゆる臓器やシステムを含む多種多様な病気が引き起こされている。

 

さらに、mRNA注射がガンや突然死の急増を引き起こしているとの報告も増えている。

 

これらの報告や明らかになった証拠の量に基づき、研究者らは論文を通じて、mRNAワクチンを接種した人由来の血液製剤を使用した輸血に関連する様々なリスクを医療関係者に注意を喚起している。

 

しかし、「ここで論じられている問題は、血液製剤だけでなく、骨髄移植を含むすべての臓器移植に関わる問題であることも強調しておく必要がある」と研究者たちは書いている。

 

この研究論文のタイトルは『遺伝子ワクチンレシピエントに由来する血液製剤の輸血』である。

 

安全性に関する懸念と具体的対策の提案」と題された研究論文は、遺伝子ワクチン接種者由来の血液製剤の使用に関して研究者らが指摘した6つの主要な懸念事項を要約したものである。

 

1. スパイクタンパク質の混入

SARS-CoV-2や遺伝子ワクチンの抗原であるスパイク蛋白質は、赤血球や血小板凝集への影響、アミロイド形成、神経毒性など様々な毒性を持つことがすでに判明している。

 

研究者たちは、スパイク蛋白質そのものがヒトに対して毒性があることを認識することが不可欠であると指摘している。

 

スパイク蛋白質血液脳関門を通過することも報告されている。

従って、遺伝子ワクチンに由来するスパイク蛋白質そのものを血液製剤から除去することが不可欠である。

 

2. スパイク蛋白質が形成するアミロイド凝集体や微小血栓による汚染

スパイク蛋白質によって形成されたアミロイド凝集体や微小血栓が、どのようにして目に見える血栓に発展するかはまだ明らかではない。

 

しかし、一旦形成されたアミロイド凝集体は容易に除去されない可能性があるため、血液製剤から除去する必要がある。

これらのアミロイド凝集体には毒性があることも示されている。

 

3. ドナーの免疫力低下に起因する事象、および遺伝子ワクチンの複数回投与に起因する免疫インプリンティングやIgG4へのクラススイッチなどによる免疫異常。

遺伝子ワクチン接種によりドナーの免疫機能が低下した場合、たとえ自覚症状がなくても、ド ナーが何らかの(不顕性)感染症に罹患していたり、病原ウイルスに感染してウイルス血症 等を発症している危険性がある。

 

このため、採血や臓器移植を含む外科手術を行う医療従事者や血液製剤を使用する医療従事者は、遺伝子ワクチン接種者の血液を血液を介して感染しないように注意して管理する必要がある。

また、このようなリスクをすべての医療従事者に周知することも必要であろう。

 

4. 脂質ナノ粒子(LNP)と偽ウレイド化mRNA(mRNAワクチンのみ)

mRNAワクチンの場合、遺伝子ワクチン接種後、十分な延期期間を置かずに採血した場 合、LNPや偽ウレイド化mRNAがレシピエントの血液中に残存する可能性があります。

 

LNPは炎症性が高く、それ自体に血栓形成性があることが判明しており、輸血を受ける患者にリ スクをもたらす。

 

LNP自体は強力なアジュバント活性を有し、アジュバント誘発性自己免疫症候群(ASIA症候群)を誘発する危険性がある。

 

さらに、仮性ウリジン化mRNAがLNPに封入されたままレシピエントの血液に取り込まれた場合、レシピエントの体内でさらにスパイク蛋白が産生される危険性もある。

 

5. 凝集した赤血球や血小板による汚染

スパイク蛋白質は赤血球や血小板を凝集させるため、これらの凝集物は血液製剤から除去されない限り、レシピエントの血液中に持ち込まれる。

 

6.  IgG4を産生するメモリーB細胞およびそこから産生されるIgG4

非炎症性のIgG4陽性形質細胞が大量(血清濃度は通常1.25~1.4g/L以上)に存在すると、線維性炎症性疾患のような慢性炎症を引き起こす可能性がある。

IgG4は抗体であり、免疫グロブリンG4の頭文字をとったものである。

 

論文の冒頭で著者らは、「特定の同一抗原(この場合はスパイクタンパク質)に長期間暴露されると、免疫グロブリンがIgG4になり、それを産生するB細胞(またはリンパ球)の一部が、体内で持続的に生存するメモリーB細胞に分化する可能性が高く、遺伝子ワクチン接種者の免疫機能障害は長期化すると予想される 」と書いている。

 

著者らは、これらの点に関する詳細は、「今後明らかになることが期待される 」と述べている。

また、これらのリスクに対処するための具体的な検査、検査方法、規制についても提言している。

 

■■結論として著者らはこう書いている。

 

これらの遺伝子ワクチンが血液製剤に与える影響や実際の被害については、現時点では不明である。

 

したがって、これらのリスクを回避し、血液汚染のさらなる拡大や事態の複雑化を防ぐために、遺伝子ワクチンを用いたワクチン接種キャンペーンを中止し、できるだけ早期に害と利益の評価を実施することを強く要望する。

 

私たちが繰り返し述べているように、遺伝子ワクチン接種による健康被害はすでに極めて深刻であり、リスクの特定とその抑制・解決に向けて、各国と関係機関が一体となって具体的な対策を講じる時期にきている。