ヒズボラ、イスラエル領内で史上初の空爆を開始


【ゼロヘッジ】タイラー・ダーデン著 2024年5月18日土曜日 - 午前07時40分 

クレイドル経由

https://www.zerohedge.com/geopolitical/hezbollah-launches-first-ever-airstrike-israeli-territory

ヒズボラは5月17日(金曜日)、イスラエルの標的に対する史上初のレバノン空爆を開始した。

 

ガザ地区にいる私たち不動のパレスチナ人を支援し、彼らの勇敢で名誉ある抵抗を支援するため、イスラム抵抗軍は5月16日(木曜日)の午後1時38分に、2発のS5ミサイルで武装した攻撃用ドローンで、メトゥッラ遺跡、その駐屯地、その車両を攻撃した。

 

「指定された地点に到達すると、車両の1台とその周囲に集まった構成員にミサイルを発射し、死傷させた。その後、指定された目標への攻撃を続け、正確に命中させた」と声明は付け加えた。

 

ヒズボラはメトゥーラへの無人機攻撃の映像を公開した。ドローンの両側から2発のミサイルが発射され、最終目標に向かって降下し、爆発する様子が映っている。


このドローン攻撃で、イスラエル兵3人が負傷(1人は重傷)したと報じられている。

イスラエルによるラファへの残忍な攻撃と、ガザ地区全域への執拗な攻撃と時を同じくして、ヒズボラはここ数日、作戦を強化している。

 

ここ数カ月、攻撃用ドローンを使った作戦を展開することが増えているが、ミサイルを搭載したドローンを使って上空から標的を攻撃するのは、この戦争が始まって以来だけでなく、レバノンの歴史上初めてのことだ。

 

ヘブライ語ニュースのチャンネル13は今週、ヒズボラの攻撃はより大胆かつ巧妙になり、イスラエル人の死傷者を増やしていると指摘した。

 

前日のイスラエルによるレバノン東部への空爆に対抗して、ヒズボラは5月16日(木曜日)、イスラエルに本拠を置く国際軍事技術企業エルビット・システムズへのドローン攻撃を発表した。

 

イランの支援を受けたレバノンシーア派準軍事組織は、イスラエル北部に対して使用される高度な兵器を次々と開発している。


また、キリヤト・シュモナ入植地の北、テル・ハイにあるダヴィド・コーエンの工場も標的となった。

 

5月15日(水曜日)にヒズボラが行った多くの作戦のひとつは、ティベリアの西にあるイラニア基地にあるイスラエルのスカイ・デュー・エアロスタットを標的にした。

イスラエル軍は、「機密」施設が攻撃されたことを確認した。