ハンガリー外相「フランスのマクロンが世界を核戦争に向かわせていると警告」

【Natural News】2024年5月7日  キャシー・B.著

 https://www.naturalnews.com/2024-05-07-hungarian-foreign-minister-global-nuclear-war.html

エマニュエル・マクロン仏大統領は世界を核戦争に向かわせようとしているのだろうか? 

 

これはハンガリーのペーター・シジャルト外相の主張であり、彼はマクロンの最近のウクライナへのフランス軍派遣に関する発言が第三次世界大戦の引き金になりうると考えている。


マクロン大統領の物議を醸すような発言は、先週発表された『エコノミスト』誌とのインタビューの中で飛び出した。

 

インタビューの中で彼は、キエフを支援するために軍隊を派遣する可能性について過去に行った発言を再確認した。その言葉を支持するのかと問われ、彼はこう答えた。

 

「我々は何も否定していない相手と対峙しているのだから、何も否定していない」

 

さらに、もともとの発言は「私のカウンターパート」に対する戦略的な警鐘であったとし、ロシア軍が「前線」を突破し、ウクライナが助けを求めた場合、「フランスはそこに軍隊を配備することを検討するかもしれない フランスはそこに軍隊を配備することを検討するかもしれない」と述べた。

 

マクロン大統領が最近、ウクライナを支援するためにフランス軍を派遣するという新たな脅しをかけたことについて意見を求められたハンガリーのシジャルト外相は、フランスの放送局に、大統領の発言は状況をエスカレートさせるものだと語った。

 

NATO加盟国が地上軍を投入すれば、NATOとロシアが直接対決することになり、第三次世界大戦に発展するだろう」。

 

彼はまた、フランスの核兵器が「信頼できる欧州防衛の一部を形成することができる」というマクロンの主張にも異議を唱え、そのようなシナリオは世界規模の核戦争にエスカレートする可能性があると警告した。

 

平時であれば話は別だが、戦時においては、このような発言は誤解を招き、深刻な結果を招きかねない。もしそうなれば、「誰にとっても終わりとなる 」と警告した。

 

シジャルト氏は、「ウクライナに新たな武器を供給したり、軍隊を派遣したり、核兵器を使用したりするのではなく、この戦争を終わらせ、火を止め、和平交渉を始める必要がある」と述べた。

 

彼はまた、ハンガリーの放送局M1に対し、ウクライナを支援するためにNATOが提案した1000億円以下の軍資金の5カ年計画に反対すると述べた。

 

イェンス・ストルテンベルグ事務総長がこの案を浮上させた。これは狂気の沙汰だ。

 

「今後数週間の交渉で、我々はハンガリーがこの1000億ドルを回収する権利と、ヨーロッパから吸い上げるというこの狂気から遠ざかる権利のために戦う」

 

ハンガリーは、ウクライナ紛争へのEUNATOの関与に反対しており、武器という形でウクライナに援助を送ったり、軍事訓練を支援したりすることに抵抗してきた。

 

したがって、キエフへの軍事援助に関心を示したマクロンに対して、シジャルトが厳しく非難するのは当然のことだ。

 

マクロンは基調演説の直後にインタビューに応じ、ヨーロッパは「死すべき」ものであり、「ウクライナ侵攻後のロシアの侵略の脅威の結果」死に至る可能性があると述べた。

 

彼は、ウクライナは「地域の不安定化」であり、「ヨーロッパの安全保障に対する脅威」だと述べた。

 

ロシアがウクライナで勝つことはないだろう。

 

「ロシアがウクライナで勝てば、ヨーロッパの安全保障はなくなる。他の近隣諸国、モルドバルーマニアポーランドリトアニアなどにどんな安全保障があるのだろう?」