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【RT】2024年4月10日-03:43
https://www.rt.com/news/595674-ukraine-seized-iranian-weapons/
キエフは当初イエメン向けだったライフルとグレネードランチャーを受け取った。
米中央軍は4月4日、数千丁のカラシニコフ・アサルトライフルと機関銃、50万発以上の弾薬、グレネード・ランチャー、スナイパー・ライフルをキエフに移送したと発表した。
移送は4月4日に行われ、ウクライナの旅団1個分の小火器を装備する「十分な物資」が含まれていると、米中央軍はX(旧Twitter)への投稿で述べた。
「アメリカ政府は、5,000丁以上のAK-47、機関銃、狙撃銃、RPG-7、50万発以上の7.62mm弾薬をウクライナ軍に譲渡した」と書いている。
国防総省は、銃と弾薬はイランからイエメンのフーシ派民兵に向かう途中であり、国連の武器禁輸措置に違反していたと主張している。2021年5月から2023年2月にかけて、イエメン沖の複数の「無国籍通過船」から米海軍とその同盟国によって押収された。
12月、米政府は司法省による民事没収請求によって「これらの軍需品の所有権を取得」した。
民事資産没収は、犯罪行為に使用された疑いのある財産を米政府が差し押さえることを可能にする慣行であり、事実上の窃盗として長い間批判されてきた。
「米軍中央司令部は、同盟国やパートナーとともに、あらゆる合法的手段でイランからの殺傷援助の流れに対抗することを約束する」と主張し、テヘランの「武装集団への支援は国際的、地域的な安全保障を脅かす」と主張した。
今回の発表は、ウクライナの戦争に対する米国のさらなる資金援助が不透明な中で行われた。
ジョー・バイデン大統領は数ヶ月前から、ウクライナに600億ドルを拠出する支援策を承認するよう議会に求めている。
共和党議員の多くはこの法案に反対しており、アメリカの国境警備を強化する努力を要求する一方、すでにキエフに送金された援助に対する説明責任を果たすよう求めている。
米国は敵対行為の開始以来、ウクライナに1130億ドルの様々な援助を提供してきた。ロシアは、欧米によるウクライナへの武器供与は紛争を長引かせるだけであり、欧米が敵対行為に直接参加することになると繰り返し非難している。