【ゲートウェイ・パンディット】ポール・サラン 2024年4月4日₋10:00 am
アルゼンチン大統領に選出されたとき、リバタリアン経済学者でタレントのハビエル・ミレイは、非常に深刻な問題に取り組む責任を負うことになった。
国民の60％近くを貧困ライン以下に追いやったペロン主義社会主義者たちによって破壊された経済をどう立て直すか、という問題だ。
さらに悪いことに、内部反体制派を煽る左派系MSMにノンストップで誹謗中傷されながら、どうやってそれをやるか、ということだ。
ミレイの反応は、政策をできるだけ早く、できるだけ広範囲に実施しようとするものだった。
昨日（3日）、アルゼンチンは税金で賄われている国家公務員15,000人を削減したと発表した。
選挙運動中に約束された「チェーンソー」の発動である。
ミレイ政権の積極的な歳出削減キャンペーンは、怒れるデモ隊や強力な労働組合との衝突を招いた。
■■ミレイ政権は予算均衡に苦慮している。
AP通信が伝えた。
大統領報道官のマヌエル・アドルニは記者会見で人員削減を発表し、ミレイ政権が約束したアルゼンチンの肥大化した公共部門の再編成の鍵となるものだと述べた。
「国家経費を削減するために行っている作業の一環です」と彼は記者団に語り、解雇された労働者たちは納税者の足を引っ張っていると述べた。「彼らはおそらく、あまり明確な仕事をしていなかったのだろう。
職員はブエノスアイレスとその近郊都市にあるいくつかの国営企業に押しかけ、国営労働者協会（ATE）は省庁にデモ隊を集めた。
「経済、エネルギー、社会保障省を含む様々な国家機関とともに、国立反差別研究所など、ミレイが閉鎖を宣言した省庁の労働者が、最新の解雇通告を受けた。」
批評家たちは、解雇された労働者の影響は、社会プログラムの削減と相まって危機的状況を作り出していると言う。
ミレイは、チェーンソーを振り回しながら大統領選挙に臨んだ。
国の予算を均衡させることを決意した彼は、エネルギーと交通の補助金を削減し、公共事業を停止し、地方政府への支払いを削減し、公式為替レートと闇市場レートの差を埋めるためにペソを50％以上切り下げた。
インフレ率は急上昇し、アルゼンチン人の管理はさらに難しくなっている。
この対立は、年末までに財政赤字ゼロを達成することを難しくするだろう。
「ブエノスアイレスを拠点とする政治顧問グループ、セフェイダスのマルティン・プラネス氏は言う。歳出削減策をより深く進める必要があるが、社会不安を防ぐ必要がある」と述べた。
