【National File】フランキー・ストッキーズ 2024年4月2日
https://nationalfile.com/israeli-forces-track-target-and-kill-aid-workers-in-unforgivable-attack/
イスラエル軍は人道援助隊を攻撃し、パレスチナ市民に食料を届けようとしたワールド・セントラル・キッチンのメンバー7人を殺害した。
イスラエル軍は、世界から遮断されたガザで飢餓に苦しむ市民に食料を届けるために現地入りしていたワールド・セントラル・キッチンの援助隊員に対して、いわれのない空爆を行った。
イスラエル軍の空爆により、英国籍、オーストラリア籍、米国とカナダの二重国籍者、ポーランドのユダヤ系市民を含む7人の援助活動家が死亡した。
ワールド・セントラル・キッチンの7人の人道支援作業員が、イスラエル軍の空爆で死亡した。
彼らの3台の車列は、ガザの非戦闘地域にある倉庫を出発したところであり、そこで彼らは、何万人もの女性や子供たちが命を失い続ける中、飢餓と闘っている同地域の一般市民に提供される100トン以上の食糧援助を下ろしたところだった。
イスラエルは人道支援活動家への攻撃は悲劇的な事故であったと主張しているが、ワールド・セントラル・キッチンは政府のシナリオに従うことを拒否しており、彼らのチームが攻撃されたとき「イスラエル国防軍と動きを調整していた」こと、そして屋上を含めワールド・セントラル・キッチンのロゴのついた車両を走らせていたことを公式声明で明らかにしている。
言い換えれば、ワールド・セントラル・キッチン（WCK）は、イスラエル軍は彼らがどこにいて、そこで何をしていたかを正確に知っていたが、とにかく空爆を要請した、と言っている。
■■ワールド・セントラル・キッチンの爆弾
イスラエル軍の攻撃を受けた後のワールド・セントラル・キッチンの車両。ワールド・セントラル・キッチンのシンボルは、車両が攻撃された正確な場所を含め、はっきりと確認できる。写真 タイムズ・オブ・イスラエル
「これはWCKに対する攻撃であるだけでなく、食糧が戦争の武器として使用されている最も悲惨な状況に現れた人道支援組織に対する攻撃です。これは許しがたいことです」と、ワールド・セントラル・キッチンのCEOであるエリン・ゴア氏は、イスラエルによる致命的な攻撃に対する公式声明の中で述べた。
ワールド・セントラル・キッチンの創設者であるスペイン系アメリカ人のシェフ、ホセ・アンドレスは、Xへの投稿でそのような気持ちを代弁し、彼の同僚が命を落としたことを確認し、「イスラエル政府はこの無差別殺戮を止める必要がある。」
人道支援を制限するのをやめ、民間人や援助関係者を殺すのをやめ、食糧を武器として使うのをやめるべきだ。
■■ワールド・セントラル・キッチン創設者Xの声明
ワールド・セントラル・キッチンとその指導者たちが声明で述べたように、イスラエルはすべての援助、特に食料がガザに入るのを阻止するか、厳しく管理しようとしてきた。
国際的な圧力により、一部の食糧やその他の援助物資の流入は許されているが、状況は悲惨であり、援助を求めるパレスチナ人だけでなく、援助関係者も命を落とす危険性が極めて高い。
今回の襲撃事件により、ワールド・セントラル・キッチンはこの地域での活動を一時停止している。
数週間前、イスラエル軍は援助隊から食糧を回収する群衆に発砲し、100人以上のパレスチナ人を殺害、700人以上の負傷者を出した。
それにもかかわらずイスラエルは、イスラエルの戦争犯罪の疑いを調査しようとする者は反ユダヤ主義者であるとベンヤミン・ネタニヤフ首相が宣言したことで、不処罰とアメリカの継続的な支援を受けて活動してきた。
