オーストラリアの失業率、2年ぶりの高水準に - データより

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【RT】2024年2月16日

https://www.rt.com/business/592482-australia-unemployment-weakening-economy/
1月の失業率が加速、4%を超える。

オーストラリア統計局(ABS)が2月15日(木曜日)に発表した1月の失業率は4.1%となり、2022年初頭以来の高水準を記録した。

 

この数字はコンセンサス予想の4%をわずかに上回り、12月の3.9%から上昇した。データによると、先月は11,100人のフルタイム雇用が増加し、10,600人のパートタイム雇用が減少した。

 

景気減速と消費者需要の低迷を背景に、労働市場の緩みが懸念される。エコノミストは、今年後半には失業率がさらに悪化する可能性があると警告している。

 

ABSのビョルン・ジャービス代表は、この報告書について、夏休み明けの1月に人々が働き始めるという、労働市場における季節的なダイナミズムの変化を指摘した。

 

1月は失業者が多かったが、今後4週間以内に仕事を始める予定の失業者も多かった。

 

一方、ジム・チャルマーズ財務相は木曜日の記者会見で、最新の数字は労働市場が予想通り軟化し続けていることを示していると述べた。

 

「これは、金利の上昇、インフレの持続、世界経済の不確実性の必然的な結果でもある。」