中央銀行デジタル通貨(CBDC)は人々をコントロールし、奴隷化するために使われる - しかし、失敗する運命にもある

【Natural News】02/07/2024 // キャシー・B 

https://www.naturalnews.com/2024-02-07-cbdcs-to-control-enslave-people-destined-fail.html

多くの国々が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の設立に取り組んでいるのには大きな理由がある。

 

むしろ、現在の通貨システムでは不可能な方法で政府が市民を罰したり、報酬を与えたりすることを可能にすることで、支配と社会工学を促進するのだ。


多くのアメリカ人は、政府が私たちの消費習慣についてどれだけの知識と支配力を持っているかをすでに警戒しているが、CBDCが登場すれば、それはさらに悪化する可能性がある。

 

多くの政府は、CBDCが富の再分配や大衆のコントロールにどれほど力を発揮するかを理解している。

 

このコンセプトは5年前でも少し突飛に聞こえたかもしれないが、パンデミックが我々に教えてくれたことは、政府は自分たちに都合のいい時には、人々をコントロールするために躊躇なく権力を行使するということだ。

 

そして、もしまたパンデミックのために、あるいは気候変動を食い止めるために、人々をコントロールするための口実のように思われる封鎖が必要になった場合、CBDCは、自宅から一定の範囲内で使用しない限り作動しないように簡単にプログラムすることができる。

 

また、コビッド19のワクチン接種を推進する手助けになったかもしれない。

 

予防接種を受けることで、金銭的な報酬を得ることができる人もいる。CBDCはこれをさらに一歩進めて、袖を通した人の口座に振り込まれたり、応じようとしない人から差し引かれたりすることもできる。

 

そこから、これらの通貨が中国式の社会的信用に使われることを想像するのは、さほど大げさなことではない。

 

自給自足のために食べ物を自分で育てたり、「間違った」代名詞を使って人を呼んだり、肉を食べ過ぎたり、保守的な政治家への支持をソーシャルメディアに投稿したりと、政府が脅威を感じることを何でもすると、人々は罰せられるのだ。

 

■■CBDCは失敗する運命にある

 

しかし、この計画が裏目に出る可能性は十分にある。投資家のニック・ジアンブルーノが指摘するように、他の選択肢を使いたい人はいるだろうし、彼らはそれをうまく利用する方法を見つけるだろう。

 

例えば、ベネズエラジンバブエ、アルゼンチン、レバノン、その他多くの国々が米ドルの使用を制限している。

 

しかし、それは闇市場、より正確には自由な米ドル市場と並列金融システムを生み出すだけだ。もし各国政府がCBDCを導入すれば、同じような動きが予想される。

重要な並行システムや地下市場が自然に出現するのは間違いない。

 

というのも、CBDCはまもなく私たちの多くに強制されることになり、それが失敗であると証明されるまでにしばらくかかる可能性があるからだ。

 

実際、CBDCは必然的に人々にデジタル通貨に慣れ親しんでもらうことになるため、人々をコントロールしたり、検閲したり、制裁したり、盗んだりするために使われることのない分散型デジタル通貨を人々が理解し使いやすくすることにもなる。

 

ナイジェリアは、CBDCを採用し始めた最初の国のひとつであったが、アフリカ最大の経済大国であるナイジェリアでの導入率は、人々を説得するための政府の大規模な努力にもかかわらず、わずか200分の1という結果に終わった。

 

国民の抗議、現金不足、そして広範な不満があった。CBDCの導入後、インフレが急上昇し、多くの人々がビットコインを採用し始めた。

 

もちろん、CBDCがハッキングから安全であることを保証するために政府が利用できるサイバーセキュリティの人材の不足のような他の問題もあり、AIの絶え間ない進歩は、彼らが常に把握しておく必要があるシステムに対する高度な脅威に事欠かないことを意味する。

 

CBDCの口座や取引所からハードウェア、デジタルウォレット、そしてシステムを稼動させている人間の管理者に至るまで、すべてがハッカーが悪用できる脆弱性のポイントである。

 

CBDCが壮大な失敗に終わる可能性は高いが、自由を重んじる人々は準備を整え、中央銀行が追跡・管理しにくい資産への投資を始める必要がある。