ジュリアン・アサンジ氏の「最終上訴」、2月に審理へ:運動家ら

Julian Assange 'final appeal' to be heard in February: campaigners

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AFPD12月19日 10時37分【Insider Paper】

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ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏の米国への身柄引き渡しを阻止するための最終的な訴えが、2月にロンドンで2日間にわたって審理されると、同氏の支援団体が12月19日(火曜日)明らかにした。

 

アサンジ氏(52)はスパイ容疑で指名手配されており、2019年4月からロンドン南東部にある厳重警備のベルマーシュ刑務所に拘留されている。

 

性的暴行の告発に直面したスウェーデンへの身柄引き渡しを避けるため、エクアドルのロンドン大使館に7年間潜伏していたが、後に取り下げられたため逮捕された。

 

米当局は、イラクアフガニスタンでの戦争に関する米軍の機密を漏らしたとして、このオーストラリア人出版者を裁判にかけようとしている。

 

『フリー・アサンジ』キャンペーンによれば、この裁判は2月20日と21日にロンドンの高等法院で2人の裁判官の前で審理される。

 

この裁判は、アサンジ氏の上訴を拒否した6月の一人の裁判官の決定を再審理するものである。

 

この控訴審で、アサンジ氏が英国の国内裁判所でさらに弁論する機会が与えられるのか、それともすべての控訴を棄却して身柄引き渡しの手続きに入るのかが決まる。

 

「米国は、ジュリアン・アサンジを1917年のスパイ法により有罪にしようとしている。もし彼らが逃げ切れば、ジャーナリズムをスパイ行為と再定義することに成功する」

 

アサンジは、2010年からアメリカの軍事・外交活動に関連する約70万件の機密文書を公開した罪に問われている。

有罪が確定すれば、数十年の禁固刑が待っている。

 

妻のステラ・アサンジは7月、ジョー・バイデン米大統領に赦免を求め、「いつでも終わらせることができる」と訴えた。