イスラエル軍(IDF)「土曜日の攻撃にもかかわらず、ガザ南部への避難路を開設する

ガザのイスラエル国防軍地上部隊(2023年11月5日撮影)(写真:IDF)

【オールイスラエルニューススタッフ】掲載 2023年11月5日

https://allisrael.com/idf-we-will-open-an-evacuation-route-to-southern-gaza-despite-saturday-attack


ハマスは、市民が安全な南部に逃げるのを阻止しようとしている。

 

イスラエル国防軍アラビア語スポークスマンであるアビチャイ・エドレイ中佐は本日、イスラエル国防軍が、ガザ地区北部にいる住民が数マイル南に避難できるよう、人道的ルートを追加開設すると発表した。

 

この動きは、住民の南への逃亡を阻止しようとするハマスの努力により、11月4日(土曜日)に避難路の開設に従事していたイスラエル国防軍ハマスのテロリストが攻撃したことを受けたものである。

 

IDFは以前、地上侵攻が始まる前に、ハマスが避難ルートに沿ってIED(簡易爆弾)を使用したり、逃げようとする市民に発砲したりするなど、市民が南へ逃げるのを阻止しようとしていた証拠を公表している。 

 

録音されたIDF将校とガザンの民間人の会話では、その民間人が、ハマスが道路を封鎖し、逃げようとする人々に発砲している、と言っているのが聞こえる。


エドレイの発表によると、このルートは11月5日(日曜日)の午前10時から午後2時まで開放される。

 

「ガザの住民は、ハマスガザ地区北部から南部への道路を開通させ、あなた方の身を守ろうとした我が軍に対し、迫撃砲や対戦車砲を発射した。ハマスがこのようなことをしたのは、自分たちと指導者のために人間の盾を確保したかったからだ」とエドレイは述べた。

 

「とはいえ、イスラエル国防軍はサラ・アルディン道路の通行を許可する。安全のため、次の機会にはワディ・ガザを越えて南へ移動するように」

 

報道官はアラビア語で、ガザ地区の住民にはっきりとこう警告した。

ハマスの指導者たちは、すでに自衛のために注意を払っているので安心してほしい」

 

11月4日(土曜日)の夕方、ハマス迫撃砲対戦車ミサイルを使って、ガザ地区を南北に貫くサラ・アルディン道路の開通作業に従事していたイスラエル国防軍兵士を攻撃した。

 

「この行動は、ハマスのテロ組織がガザ地区の住民を利用し、治安維持と南への移動を妨げていることのさらなる証拠だ」とエドレイは述べた。

 

IDFは、ガザ地区北部とガザ・シティに攻撃の大半を集中し、ハマスのテロ・インフラと戦っている。