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【RT】2023年10月20日
https://www.rt.com/business/585340-gazprom-russia-gas-supplies-china/
北京で開催された「一帯一路フォーラム」で合意
ロシアの巨大エネルギー企業ガスプロムと中国石油総公司(CNPC)は、中国へのガス追加輸送に関する協定に調印したと、ロシア企業が10月19日(木曜日)に発表した。
この合意は、ガスプロムのアレクセイ・ミラー最高経営責任者(CEO)と中国石油天然気集団(CNPC)の戴侯亮董事長が、北京で開催された「一帯一路国際協力フォーラム」の傍らで会談した際に交わされた。
「会議中、ガスプロムとCNPCは、2023年末までのロシアから中国へのガス供給量を追加するための、東ルート経由のガス売買契約の追加合意に署名した」とガスプロムはテレグラム・チャンネルに書いている。
ロシアは、いわゆる東ルートの一部であるパワー・オブ・シベリア・パイプラインを通じて中国にガスを供給している。
このメガパイプラインは2025年までに完成し、フル稼働する予定で、2024年から年間380億立方メートル(bcm)のロシア産天然ガスを中国に供給することになる。
これに先立ちミラーは、ロシアから中国へのガス輸出量は、まもなくEUが制裁を科す前の販売量に達すると明らかにした。