ロシアがウクライナの軍事基地を攻撃、3000トン以上の弾薬を破壊


【Natural News】2023年9月29日 アルセニオ・トレド著
https://www.naturalnews.com/2023-09-29-russia-strikes-ukraine-military-depot-destroying-ammunition.html

 

ロシア軍は、ロシア占領下のクリミアのすぐ北にあるケルソン州の主要なウクライナ弾薬備蓄基地を爆破し、推定3000トンの弾薬を破壊した。

 

ロシア国防省は9月26日(火曜)、ロシア軍がキセリブカという小さな町にある弾薬庫を巡航ミサイルで攻撃したと発表した。

 

 

空爆とそれに続く爆発の結果、12の格納庫が破壊され、そこには3000トン以上の様々な口径の弾薬が保管されていた」と同省は述べた。

 

ロシア軍が公開した空爆の映像では、大規模な二次爆発によって格納庫が破壊され、燃えかすが広範囲に散らばっている。

破壊後しばらくして撮影された車両基地周辺の追加映像では、爆発によって平らになった複数の建物が映し出され、瓦礫からはまだ煙が立ち上っている。

 

キセリフカの攻撃は、モスクワがウクライナの前方軍事インフラに対する攻撃を強化する中で起こった。ここ数週間、ロシア軍はウクライナの弾薬備蓄庫や、西側から供与された軍装品が保管されている格納庫、その他同様の場所に注意を向けている。

 

キセリフカ攻撃の前の1週間で、ロシア軍は、西側から供給された巡航ミサイル劣化ウラン戦車の弾薬の備蓄を含む、少なくとも12の主要なウクライナの軍事兵站施設を破壊したと報告している。

 

ロシアはまた、ウクライナの航空機や装甲車の修理施設、石油精製所、その他の弾薬庫、ウクライナの破壊工作員の訓練センター、外国人傭兵の住居などを標的とすることに成功したとしている。

 

 

■■ 弾薬庫への攻撃を確認しないキエフ

 


ウクライナ政府高官や親ウクライナメディアは、ロシアによるキセリブカの弾薬庫への攻撃を確認することを拒否している。

 

ケルソン州のオレクサンドル・プロクディン知事は9月26日(火曜)の声明で、ロシアがキセリブカを攻撃し、ロシア前線からドニエプル川を隔てたオルヒフカ村も攻撃されたと述べただけだった。

 

プロクディンの声明には、キセリフカを攻撃した攻撃の種類は明記されていないが、翌日の夜明けにロシア軍が「再びキセリフカに砲弾を撃ち込んだ」と主張していることから、砲撃と推測される。

 

プロクディンは、キセリウカへの最初の攻撃で、28歳と64歳の男性2人、軽傷を負った67歳の女性、身元不明の4人目の計4人が負傷したと主張した。キセリフカへの2回目の攻撃では、他に1人が負傷した。

 

プロクディンは声明の中で、キセリフカの少女と話をしたと主張している。少女は早朝の砲撃について「とても怖かった」と述べている。

 

「とても怖かった。窓ガラスやスレートが落ちる音が聞こえた」

これが、彼女が経験した朝の恐怖を語るケルソンの少女の言葉だ。

 

「敵は彼女の家の近くに誘導爆弾を落とした。敵は彼女の家の近くに誘導弾を投下した。ある企業の管理棟でも火災が発生した。すぐに駆けつけた消防士によって鎮火されました」