セルビア大統領のブチッチはウクライナ紛争がEU経済を圧迫していると考えている - タッカー・カールソン

元Foxニュースの司会者がセルビア大統領と「世界のリセット」について議論

© Twitter / TuckerCarlson

【RT】2023年8月20日

https://www.rt.com/news/581564-tucker-vucic-ukraine-nato/

 

タッカー・カールソンは、セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領とのインタビューのプレビューを公開し、バルカン半島の指導者がウクライナで起きていることについて「興味深い視点」を共有していると語った。

 

 

元Foxニュースの司会者は、自身のX(別名ツイッター)アカウントで公開された短いビデオの中で、ハンガリーブダペストにあるセルビア大使館で収録された、まだ公開されていないインタビューの中でブチッチが語ったことを明かした。

 

 

カールソンは、「彼が言ったポイントのひとつは、ウクライナでの戦争、NATO主導の対ロシア戦争がヨーロッパ経済を押しつぶしたということだ。バイデン政権によるノルド・ストリームの破壊は、直接的に、あるいは代理人を通じてドイツ経済を破壊している」

 

カールソンはこの状況を「完全に狂っている」と評し、ドイツ経済はヨーロッパ最大の経済であることを指摘した。

 


「この戦争は、おそらくロシアという長期的な例外を除いて、すべての人を傷つけ、湾岸諸国、中国、トルコ以外のすべての人に力を与えている」とカールソン氏は主張し、アメリカ国民が気づいていないような 「世界リセット」として、アメリカや西側諸国から東側諸国への世界的なパワーシフトが進行していると述べた。

 

 

今月初め、ヴチッチは、ウクライナが戦場でロシアに勝つための西側の努力はすべて無駄だったと述べた。

 

 

セルビアの指導者は、「消耗戦が繰り広げられており、西側諸国がいかに力を尽くしても、ロシアが戦場で敗北することはない」と予測し、モスクワとキエフに和平交渉に参加するよう呼びかけた。

 

伝統的にロシアと緊密な関係を維持してきたバルカン半島のこの国は、モスクワとキエフの対立に中立を宣言している。

 

しかし、ヴチッチは何度も、自国政府が西側諸国から対ロシア制裁を導入するよう圧力を受けていると発言している。