ロシア西部の上空でUAVが撃墜されたが、破片の落下により地上で火災が発生し、航空機1機が損傷したと同省が明らかにした。
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【RT】2023年8月19日
https://www.rt.com/russia/581502-ukraine-commits-terror-attack-military-airfield/
ロシア国防省が伝えたところによると、ロシア西部の軍事空軍基地が8月19日(土曜日)、爆発物を積んだドローンから攻撃を受けた。
軍当局は、攻撃は阻止されたものの、航空機1機が被害を受けたと付け加えた。
同省は声明の中で、攻撃はモスクワ時間の午前10時ごろに行われたと詳述している。
声明によると、ノヴゴロド州での「テロ攻撃」の背後には「キエフ政権」がいたという。
UAVは飛行場の職員によって発見され、小火器で破壊されたと同省は明らかにした。
テロ攻撃の結果、飛行場で火災が発生したが、消防隊によって迅速に鎮火された。
死傷者は出なかったが、飛行機1機が損傷した。
その後、同省は、ウクライナと国境を接するベルゴロド地方上空でドローン1機が墜落し、モスクワ地方上空でも電子戦システムが同様の攻撃を阻止したと付け加えた。
軍当局によると、どちらの事件も地上での死傷者や被害はなかったという。
過去数ヶ月間、ロシア領内で数多くのドローン攻撃が試みられ、モスクワ上空でもUAVが撃墜された。
ロシア当局はキエフが攻撃を仕掛けたと非難している。
ウクライナの指導者たちは、責任を主張することは控えたものの、空からの侵入の背後にウクライナの存在があることをほのめかしている。
5月、ロシア連邦保安庁(FSB)は、ロシア中部のイヴァノヴォ市近郊の軍用飛行場へのドローン攻撃を阻止したと主張した。
昨年12月には、ウクライナ領内からそれぞれ500km(310.7マイル)と700km(435マイル)に位置するディアギレヴォとエンゲルス軍事飛行場を複数のUAVが標的とした。
当局によれば、地上では6人が死亡し、2機の飛行機が軽微な損傷を受けたという。