BRICSは反西洋ではない - 南アフリカ特使

プレトリアのアニル・スークラル大使によれば、BRICSは他国に対抗するのではなく、発展途上国の利益を促進するものである。

ツイッター / @BRICSza

【RT】2023年8月16日

https://www.rt.com/africa/581353-incorrect-brics-anti-west-narrative/

 

BRICSのアニル・スークラル駐日南アフリカ大使は、BRICSがG7のような西側諸国との同盟に対抗しているという主張を否定し、そのような主張は "不幸な物語 "だと述べた。 

 

 

今週初め、ヨハネスブルグで開催されたBRICS対内投資ビジネス・フォーラムで、同外交官は、BRICSを "反西洋 "というレッテルを貼るのは間違っていると主張した。

 

 

「私たちが求めているのは、グローバル・サウスのアジェンダを推進し、より包括的で、代表的で、公正で、公平なグローバル・アーキテクチャを構築することです」とスークラルは語った。

 

この投資フォーラムは、今月末にヨハネスブルグで開催されるBRICS首脳会議の前哨戦である。

 

南アフリカのフィキレ・マジョラ貿易産業副大臣は、RTとのインタビューで、BRICSは重要なグループであり、変化をもたらす影響力があると語った。

 

「この歴史的なイベントが南アフリカで、そしてここヨハネスブルグで開催されることに感謝します」と、同大臣は8月22日から24日に開催されるサミットについて語った。

 

スークラル大使は8月7日(月曜日)に、少なくとも40人の首脳や政府首脳が出席するこの会合で、加盟国間の貿易における自国通貨使用の拡大について話し合う予定だと述べた。

 

BRICS新開発銀行は、2026年までに融資の3分の1を自国通貨で行うという目標を掲げている。

 

アフリカン・チャーム・テクノロジーズのヴィンセント・マソガ最高経営責任者(CEO)も投資フォーラムの傍らでRTの取材に応じ、BRICSに加盟する企業は欧米企業に「脅迫」されていると主張した。

 

マソガによれば、欧米の企業や同盟国は、BRICSグループ内の貿易はそれほど重要ではないと考えているという。

 

「この場合の違いは、BRICSのパートナーとの貿易関係は搾取を許さないということだ。私たちがアフリカ人として望むような発展を可能にするのです」と彼は主張した。