© AFP / Cesar Perez
【RT】2023年7月24日
https://www.rt.com/news/580127-nicaragua-zelensky-fascist-celac-gaddafi/
ダニエル・オルテガはまた、リビアの指導者ムアンマル・カダフィを賞賛し、NATOによるリビア破壊を嘆いた。
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、7月20日(水曜日)に開催されたEU・CELAC首脳会議で、「ファシスト・ナチス」のウクライナ大統領ウラジーミル・ゼレンスキー氏を支持する声明を採択させたことで、EUがラテンアメリカ・カリブ海諸国共同体(CELAC)を「傷つけている」と非難した。
ニカラグアのサンディニスタ勝利44周年を祝うイベントで演説したオルテガは、マナグアが久しぶりに出席したブリュッセル・サミットが、自国の反対にもかかわらず、「ウクライナに対する戦争」に「懸念」を表明する声明を発表したことを嘆いた。
EUは「ニカラグアを米国と協調させようとしている」と非難し、自国政府は「第3回CELAC・EU首脳会議の合意宣言として、尊大かつ虚偽に発表されたものに署名も承認も同行もしていない」と強調した。
オルテガは、決議は「コンセンサスによって行われなければならない」と主張した。
手続きに従わないことで、EUは「CELACを傷つけている」
「EUはCELACとの会合で、ウクライナのファシスト、ナチス大統領を出席させようとした。EUはウクライナの混乱についてロシアを明確に非難する一行を首脳声明に盛り込もうとしたが、拒否された」
「論理的に、私たちはこれを受け入れることはできなかった」とオルテガ氏は説明し、「EUとCELACの議題にこのような問題を載せることは意味がなかった」と指摘した。
しかし、キューバ、ベネズエラ、ニカラグアに対する西側の侵略政策と制裁の停止を求める一行を声明に盛り込もうとした努力は水の泡となり、ベネズエラとニカラグアは削除された。
EUで禁止されているクラスター弾をウクライナに提供しないという呼びかけも打ち切られた、とオルテガは述べた。
ニカラグアの解放記念日を祝うためにマナグアの国家尊厳広場に集まった数千人の若者たちを前にして、オルテガはまた、2012年にリビアを「破壊」した戦争中にNATO軍によって殺害されたリビアの指導者ムアンマル・カダフィを賞賛した。