「いずれにせよ」ロシアはウクライナのNATO加盟を阻止する

NATO
【America First Report】BY:マック・サレヴォ 2023年7月4日

https://americafirstreport.com/one-way-or-another-russia-will-prevent-ukraine-from-joining-nato/

 

ドミトリー・メドヴェージェフ前ロシア大統領は、ロシアには米国主導の軍事ブロックであるNATO北大西洋条約機構)を「封じ込める」意図も能力もないと主張している。


しかし、ロシアはNATOに対する安全保障上の懸念を満たすことも要求している。

 

 

RTの報道によれば、メドベージェフ氏はさらに7月2日(日曜日)の基調講演で、NATOウクライナ進出を阻止しようとしてロシアが誤算を犯し、フィンランドスウェーデンに加盟を申請させたという考えに対して反論した。

 

ロシアが常に求めてきたのは、「わが国の旧領土をNATOに招き入れることではない」ということだ。

 

「特に領土問題を抱えている国々だ」とメドベージェフは書いている。

 

ロシアは、ウクライナNATOに加盟するという 「脅威をいずれにせよ阻止する」と約束した。

 

 

NATO加盟国は武力紛争中の国家は加盟できないとしているため、「(ウクライナとの)紛争は永久に続くだろう。

 

つまり、この戦争は終わらないということだ。

 

 

それだけでなく、この戦争が激化し、国境を越えるにつれて、アメリカの軍産複合体がさらなる紛争に火をつけることも予想される。

 

西側諸国はすでに、自分たちの覇権を守ろうとして、世界の他の地域と衝突しているのだ。

 

 

 

「この対立の局面は......何十年も続くだろう」とメドベージェフは予言した。

 

唯一の選択肢は、世界的なパワーバランスの再編成であり、そのもとではウクライナは「反ロシア」という現在の形では存在しない、と彼は付け加えた。

 

 

キエフ政権は消滅させなければならない。文明化したヨーロッパにおいて、ファシスト的存在として法律で禁止する」と宣言した。

 

 

この紛争が激化するにつれ、また新たな世界大戦が起こるかもしれない。

 

私たちにできることは、冷静な判断が優勢になり、これらの国の支配階級の奴隷として死のうとしている人々が実際にノーと言い始め、他人を傷つける主人の命令に従うことが道徳的で崇高なことからはほど遠いことに気づくことを願うだけだ。