【Natural News】2023年6月16日（金） by: イーサン・ハフ
https://www.naturalnews.com/2023-06-16-trump-planning-to-just-say-not-guilty.html
現在直面しているすべての刑事責任を前にして、ドナルド・トランプ前大統領は法廷でシンプルな一言を言うつもりだ。
「無罪と言うだけだ」
これは、トランプが虚偽の供述や記録の隠蔽を行った疑惑を含む37の重罪について、ラジオ司会者のハウィー・カーとの最近のインタビューでトランプが発した言葉である。
また、前大統領の側近であったウォルト・ナウタも起訴されている。
トランプ氏は、フロリダ州パームビーチとニュージャージー州ベッドミンスターにある自身の所有地で国家安全保障に関する資料を保有し、これらの資料をセキュリティクリアランスを持たない人々に見せたとされ、FBIから資料を隠すためにナウタ氏に箱を移動するよう指示して捜査を妨害し、召喚状で求められた資料の一部を保留したとしながらFBI捜査に協力していると偽っていたと検察は述べている。
トランプとナウタの両名は今週、マイアミの法廷に出廷し、弁論を行った。
トランプはすでにカーに自分が無実であることを表明しており、今トランプは「何も悪いことはしていない」と言う自分をアメリカや世界に信じてもらいたいと思っている。
「私は何も悪いことはしていない」とトランプはインタビューで繰り返し、連邦当局が 「何の事件も起こしていない」と付け加えた。
彼はまた、2016年の民主党大統領選のワナビーであるヒラリー・クリントンが巻き込まれた同様のこのようなケースを指摘し、何の告発にも至らなかった。
■■ トランプを告発して2024年の選挙を妨害するバイデン
トランプの考えでは、自分に対するすべての告発は、彼が実際に犯した犯罪からではなく、偽大統領のジョー・バイデンと、トランプの2024年の大統領選への立候補を頓挫させようとする彼の努力からきている。
バイデンによると、司法省（DOJ）にトランプを追及するよう指示したことはないという。
メリック・ガーランド司法長官が任命した特別顧問ジャック・スミス（ガーランドはバイデンが直接任命した）も、トランプが起訴されるのは、2024年にホワイトハウスに再び勝つことを阻止しようとするためではなく、彼が法律に違反したためだと言う。
「国防情報を保護する我々の法律は、米国の安全とセキュリティにとって重要であり、それらは施行されなければならない」と、スミスは用意した声明で述べた。
「これらの法律に違反することは、私たちの国を危険にさらすことになる」
「法の支配の遵守は、司法省の根幹をなす原則である。そして、法の支配に対するわが国のコミットメントは、世界の模範となるものです。この国には1つの法律があり、それはすべての人に適用されるのです」
スミスは、トランプもナウタも有罪が確定するまでは無罪と推定されることを強調した。
マイアミ警察のマニー・モラレス署長はブリーフィングで、トランプ氏の裁判手続きの一環として、市は最大5万人の訪問者を受け入れる準備を進めていると述べた。
モラレスは、抗議するためにそこに来ている人たちに、平和的な状態を保つよう促している。
「間違いなく、私たちはこのイベントを極めて真剣に受け止めています」とモラレスは記者会見で述べた。
「物事が最悪の方向に進む可能性があることは承知していますが、それはマイアミのやり方ではありません」
これまでのところ、警察は罪状認否が行われる予定のウィルキー・D・ファーガソン・ジュニア連邦裁判所周辺にバリケードを設置しないことを選択している。
その代わり、犯罪現場で使われるようなシンプルな黄色の警察テープが、建物と敷地の周囲に張り巡らされ、抑止力となっている。
裁判が始まってから、今のところ平和な状態が続いている。
抗議する人の数も少なく、1回の抗議で100人を超えるようなことはない。
