前ロシア大統領メドベージェフ氏
【Natural News】2023年4月27日(木) 著: JD・ヘイズ
4月25日（火曜日）のズナニー（知識）教育マラソンで、ロシアの安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフは、アメリカ合衆国からいくつかの州が分離独立することが現実的な可能性になると述べ、テキサス州が独立を選択する場合は支持すると付け加えたと、タス通信が報じた。
メドベージェフは、「政治的エリートや経済的一族による消滅の戦いによって、一部の州が分離独立するというシナリオが現実味を帯びてきた。これらの州は、犯罪者に対する死刑制度の導入権や様々な経済問題など、非常にデリケートな問題に関して、すでに独立性を誇っている」。
「カリフォルニア州と『ローンスター・ステート』テキサス州は、すでに独自の道を歩むことを求めており、つい最近まで、このようなシナリオは、ばかばかしいか、少なくとも非常に奇妙だと思われていたようだ」と彼はさらに指摘した。
「しかし、テキサス州はすでに住民投票を実施するための下地を作っており、（テキサス州）共和党はテキサスの独立に関する法案を起草し、住民投票自体の組織化に関するテキサス（州）法案も起草している。彼らはテキサス州憲法第1条違反の疑いに基づく法的根拠まで打ち出している」と、ロシア政府関係者は続けて述べた。
「今年も新たな法案が登場し、米国で最も興味深いことはこれからだ。皆さんがどう感じているかはわかりませんが、個人的にはテキサスを応援していますし、彼らがどんな面白い解決策を打ち出すか見てみたいと思います」とメドベージェフは述べた。
ロシア安全保障会議副議長はさらに、世界は今、米国の政治エリートの劣化を目の当たりにしていると述べ、「この国の実権はいわゆる『ディープ・ステート』の手に渡り、国は（表向き）カリスマ性はあるが全く役に立たない素人や、弱々しい老人によって運営されている」と述べた。
メドベージェフは、今度のアメリカ大統領選挙は、テスラやスペースXの開発者として知られ、ツイッターのオーナーでもあるイーロン・マスクの圧勝となる可能性があるとコメントした。
しかし、彼は、マスクが米国で生まれておらず、憲法上、大統領選に立候補する資格がないことに気づいていない。
「イーロン・マスクは今日、新生アメリカの新しい顔としてもてはやされている」と、ロシア政府関係者は述べている。
「次の米国大統領選挙は、例えば、（現職の米国大統領ジョー）バイデンはおろか、（元米国大統領ドナルド）トランプ自身よりも大きな権限を享受している人物によって勝利することになるかもしれません。私がここで言っているのは、著名な【イーロン・マスク】のことです。これはまた、非常に興味深い展開になる可能性があります」
また、元ロシア指導者は、誰が米国大統領になるかは、主に米国とその同盟国が考えるべきことであり、ロシアにとっては現在あまり意味がないと推測している。
「しかし、米国の政治家層の長引く苦悩は、人類の文明のさらなる発展を破壊する引き金となる可能性があり、この事実を過小評価してはならない」と付け加えた。
先週、民主党の指名候補としてバイデン大統領の対抗馬になることを宣言したロバート・F・ケネディ・ジュニアは、元フォックスニュースの司会者タッカー・カールソンの最後の番組の一つに参加し、ロシアとウクライナの戦争についてエリートが言い続けるいくつかの嘘を払拭した。
「しかし、問題は、なぜ我々がウクライナにいるのか、ということだ。国防長官のロイド・オースティンは、我々はロシアを疲弊させるためにそこにいると言ったからです。バイデン大統領は、我々はプーチンを退陣させるためにそこにいると言っている。そして、もしそれが理由で我々がそこにいて、2つの大国間の代理戦争の駒として、多くのウクライナを殺しているのだとしたら、」と述べた。
「ここで最後にもうひとつ言いたいことがあります。誰もこのことを話しません。亡くなったウクライナの民間人は1万4千人ですが、軍隊は30万人です。ロシア人は7対1、8対1の割合でウクライナ人を殺害している。これを維持することはできない。この戦争について私たちが聞かされていることは、真実ではないのです」と述べた。
