G7ロシア輸出禁止は日本に打撃を与える-メディア

新たな禁輸措置がとられた場合、さまざまな企業が被害を受けることが予想される  

 

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【RT】2023年4月21日

https://www.rt.com/business/575119-japan-used-car-exports-russia-ban/

 


共同通信社が4月21日(金曜日)に報じたところによると、G7がより厳しい制裁を行う計画を実行した場合、ロシアへの中古車納入が禁じられ、日本企業に損害を与えることになる。

 

 

ロシアへの高級車の輸出は欧米の規制によって禁止されているが、中古車の供給は今のところ無制限である。

 

政府のデータによると、昨年、日本の中古車納入台数は2009年1月以来の高水準に急増している。

 

しかし、ウクライナの同盟国がロシアへの輸出をほぼ全面的に禁止することを検討していると報じられているため、この状況は変わるかもしれない。

 

G7諸国の政府関係者は、5月に日本で開催される予定の米国主導のG7サミットで提出される可能性のある案を最終的に決定している。

 

共同通信は、政府筋の話として、禁輸措置の対象を中古車、タイヤ、化粧品、衣料品に拡大する可能性があると報じた。 

 

他のメディアによると、東京は、ロシアへの中古車輸出禁止案がドミノ効果を引き起こし、自動車分野以外の日本の地域経済や企業に損害を与えることを懸念しているという。  


禁輸措置がとられれば、日本車に対する需要が減少し、生産台数の減少による雇用の喪失につながる可能性がある。

 

自動車産業は、部品メーカー、販売店、サービスセンターなど、日本の多くの中小企業を支えており、これらすべてが被害を受ける可能性がある。