【SLAY】フランク・バーグマン 2023年4月3日- 7:10 am
https://slaynews.com/news/wef-linked-finnish-pm-loses-reelection-conservative-opponent/
フィンランドの「目覚めた」首相、サンナ・マリンが保守派の対立候補に敗れ、再選を果たした。
マリン首相は自国と隣国スウェーデンのNATO加盟に尽力し、国境を接するロシアの怒りを買っている。
急進派の首相は、世界経済フォーラム(WEF)とも密接な関係がある。
WEFの創設者であり会長のクラウス・シュワブは、マリンが「世界経済フォーラムの若きグローバルリーダー」の一人であると、しばしばほくそ笑んでいる。
シュワブはまた、カナダ、フランス、ドイツなど、いくつかの国の「内閣に入り込んでいる」とも言っている。
フィンランドの保守派リーダー、ペッテリ・オルポは、三つ巴の接戦の末、マリンを破った。
国民連合党の党首であるオルポ氏は、「我々は最大のマンデートを得た」と語った。
オルポ党は、マリンの社会民主党から徐々に結果が離れていく劇的な一夜を経て、選挙に勝利したのである。
右派のポピュリストであるフィンランド党とマリンの急進派を破り、オルポは20.8%の得票率を確保した。
ポピュリストは過去最高の20.1%を獲得した。
党の議席を増やし、19.9%の得票率を確保したマリンにとっては屈辱的な敗北となった。
しかし、敗北にもかかわらず、マリンはすでにフィンランドをNATOに加盟させることに成功した。
同国の軍事同盟への加盟は、数日中に批准される予定だ。
とはいえ、マリンの保守派の対抗馬ペッテリ・オルポもNATO賛成派である。
より民族主義的なフィンランド党は、過去にNATOやEUに批判的だったが、ロシアがウクライナで動いた後、3月にその立場を屈服させた。