FBIは何年も前からアメリカ人に顔認識ソフトをテストしていた、彼らの知らないうちに、同意なしにだ。

Image: FBI has been testing facial recognition software on Americans for YEARS without their knowledge or consent
【Natural News】2023年03月09日(木)  BY: イーサン・ハフ

https://www.naturalnews.com/2023-03-09-fbi-testing-facial-recognition-americans-no-consent.html

 

 

米国自由人権協会(ACLU)は、高度な顔認識ソフトウェアを用いて米国人を違法に監視しているとして、連邦捜査局(FBI)を提訴している

 

エド・マーキー上院議員マサチューセッツ州選出)は、この訴訟についてワシントン・ポスト紙に語った際、アメリカ人は、その範囲を著しく逸脱した腐敗した連邦機関に監視されることなく、平和な生活を送ることができるに値すると説明した。

 

「マーキー氏は、ACLUの提訴を最初に伝えたメディアであるポスト紙に対し、「アメリカ人は、常に追跡や監視を受けることなく、自分たちのコミュニティを移動する能力が、驚くべきスピードで削られている。

 

「監視国家の触手が、私たちの私生活に深く入り込み、私たち一人ひとりを、私たちの権利と自由を損なう抑制のきかない捜査の容疑者のように扱うのを、私たちは傍観するわけにはいかない。

 

 

■■ 民主党、FBIによる米国人への違法なスパイ行為を阻止するための法案を提出

 

 

現時点では、FBIが顔認識ツールを使って、アメリカ人の知識や同意なしに、令状なしに追跡することを阻止する州レベルの禁止令が一部の地域にあるだけだ。

 

連邦レベルではこのような行為を禁止する規定はないが、マーキーはこの規定を成立させることを公約に掲げている。

 

プラミラ・ジャヤパル議員(ワシントン州選出)やその他多数の民主党議員とともに、マーキー氏は、FBIやその他の連邦政府機関を抑制し、憲法に違反してシステムを利用することを阻止する新しい法案を発表することを約束している。

 

マーキーは、ACLUをはじめとする多数のプライバシー権団体が支持する「顔認識および生体認証技術モラトリアム法」を再提案する際に、「時代は2023年ですが、私たちは1984年を生きています」と付け加えた。

 

「顔認識技術のような監視ツールが我々の社会で拡散し続けることは、深く憂慮すべきことです」。

 

「バイオメトリックデータ収集は、プライバシー侵害や差別の深刻なリスクをもたらし、アメリカ人は安全のために個人のプライバシーを犠牲にする必要がないことを知っています。私たちがこの国をより公平にするために努力する中で、進歩の邪魔をし、不正を永続させる技術を無視することはできません」。

 

ACLUが入手した文書によると、FBIは国防総省DoD)とともに、ドローンや街頭カメラの映像を収集して、顔認識ソフトに投入していることがわかる。

 

これらの機関は、多くの人が認識しているよりもはるかに拡大した程度でこれを行なっているのである。

 

「我々は、政府が一度に何百万人もの人々を識別し追跡することを可能にする顔認識ソフトウェアの開発にFBIが大きく関与していることを明らかにする何千もの文書を入手した」とACLUは発見した内容についてツイートした。

 

要するに、FBIは学術研究者とともに、「アメリカ人の認識や同意なしに識別や追跡を行うのに役立つ人工知能技術を洗練させる」ために静かに活動してきたと、ポスト紙はさらにこの件に関して報じている。

 

ACLUとポストが入手した記録の多くは、インテリジェンス・アドバンスト・リサーチ・プロジェクト・エージェンシーから資金提供を受けたヤヌスプログラムに関連するものだ。

 

このプログラムは最終的に、オカルト的な「ホルスの目」にちなんで名付けられた『ホルス』という検索ツールの作成に使われ、複数の連邦政府機関で使用されている。

 

これらのツールは、全米の公共空間に散在する数百万台の監視カメラが記録した「真に制約のない顔画像」を、迅速かつ正確に処理することを可能にする。

 

「私たちは本質的に、現実世界の結果を伴う実在の人物に対する技術のベータテストを行っている」と、政府は認めている。