【Natural News】2023年2月17日 BY:イーサン・ハフ
https://www.naturalnews.com/2023-02-17-east-palestine-train-wreck-largest-dioxin-plume.html
オハイオ州イーストパレスチンの状況は、特に化学物質ダイオキシンの広範囲な放出に関して、メディアが伝えているよりもはるかに悪い。
塩化ビニールを積んでいた14台あまりのタンクローリーが意図的に爆破され、この致命的な化学物質の巨大なプルームが、ペンシルベニア、ニューヨーク、さらにその先の東海岸を含む広範囲に拡散されたのである。
このダイオキシンの放出によって、何千万人という人々が影響を受けている。
これは、世界史上最も悲惨なダイオキシン事故といえる。
水源、食用作物、都市公園、国有林、それらすべてがこの災害によってダイオキシンの毒性を帯びることになる。
ゴミ焼却炉、住宅火災、化学物質の流出など、環境中のダイオキシンの最も深刻な原因は、ビニールの燃焼であると、『プラネット ウェーブスFM - ケイロンリターン』のエリック・コポリノは説明している。
「塩化ビニールはPVCの前駆体化学物質ですが、塩素系化合物が燃えるといつでもダイオキシンが発生します。そしてダイオキシンは、『殺菌剤』から紙の漂白まで、塩素を含むあらゆる製造工程の副産物である。火がつく前のタンクローリーには、たくさんのダイオキシンが含まれていたのです」。
ダイオキシン類で最も懸念されるのは、その残留性である。
ダイオキシンは生分解されず、何年も何年もどこにでも留まる傾向がある。
メディアはほとんどダイオキシンについて語らないので、ほとんどの人はダイオキシンが何であるかさえ知らない。
その昔、オハイオ州で起きたダイオキシン問題よりもずっと小さなダイオキシンの放出で、タイムズ・ビーチが閉鎖され、郵便番号が削除されたことがあった。
「ダイオキシンは最も深刻な環境問題の一つであるが、その背景はほとんど誰にも知られていない(だからこそ、以下にその歴史を掲載したのだが)」とコッポリーノは書いている。
では、ダイオキシンはどこから来るのだろうか?
ダイオキシンは、塩化ビニールなどの塩素系化学物質が燃焼、爆発、分解するときに発生する。
決して最終製品ではなく、むしろ汚染物質や分解副産物である。
「ダイオキシン類は、PCBと直接関係があり、ダイオキシンに似た化合物と考えられています」とコッポリーノは説明する。
ダイオキシンは、ベトナム戦争時代の枯葉剤「エージェント・オレンジ」に含まれる極めて毒性の高い成分だ。
ナイアガラの滝にあるラブキャナルにも含まれていた。
ミズーリ州のタイムズビーチの避難と溶解に関与した毒素である。
漂白された紙タンポンによる毒素性ショック症候群の原因でもある。
「ダイオキシンは急性毒物なのです。オハイオのプルームの通り道では、魚や動物の死骸が大量に発生し、人々はすぐに体調を崩すだろう。子供は体重が少ないので、非常に敏感です」。
環境中の残留性とホルモン毒性により、ダイオキシンは、特にオハイオで起こったような高レベルで放出された場合、非常に深刻な問題となる。
今起こったことの影響は、まだ見え始めてもいない。
動物、人間、自然が時間をかけて苦しむ中で、この先数ヶ月、数年のうちに顕在化するだろう。
あるコメント者は、「新しい病気がすぐに発明されるのだろう」と書いている。
そして、新しい "ウイルス "も発明されるだろう。
そして新しいワクチンも。
そして、恥。
「酔っぱらっている人は、人に『感染』させることができるので、恥をかかされるのです」。