驚きはない。ワシントンがガスパイプライン「ノルドストリーム」を爆破。

 

【フリーウエストメディア】2023年2月9日 7時36分

https://freewestmedia.com/2023/02/09/us-took-out-the-nord-stream-pipeline/

 

 

アメリカの有名なジャーナリスト、シーモア・ハーシュは、アメリカとNATOがロシアのガスパイプラインを爆破するために共謀した極秘作戦に近い情報源を引用した。

 

 

実際、米国はロシアのウクライナ侵攻に先立ち、ノルドストリーム・パイプラインの爆破を計画していたのである。

 

ハーシュによれば、「戦争行為」を犯したことがバレないように、この作戦は秘密にされた。

 

彼は2月8日(水曜日)にサブスタックで「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したか」という爆発的な記事を、「作戦に近い」情報源を引用して発表している。

 

2022年6月、BALTOPS 22として広く知られる真夏のNATO演習を隠れ蓑に活動する米海軍ダイバーは、遠隔起動式の爆発物を仕掛け、3カ月後に4本のノルドストリーム・パイプラインのうち3本を破壊した。

 

ノルドストリーム 1は、10年以上にわたってドイツとEUにロシアのガスを供給してきた。

 

ノルドストリーム2と呼ばれる2番目のパイプラインは建設されていたが、まだ稼働していなかった。

 

ホワイトハウスのエイドリアン・ワトソン報道官は、米国の関与を否定した。

 

「これは虚偽であり、完全なフィクションです」。

中央情報局(CIA)のタミー・ソープ報道官も、この主張を否定した。

「この主張は完全に虚偽である。」

 

バイデン大統領は、ウクライナでの作戦が始まる前から、ノルドストリーム・パイプラインは破壊されると警告していた。

 

作戦計画を直接知る情報筋は、パイプラインの破壊にノルウェーが深く関与しているとも主張している。

 

BALTOPS22で仕掛けられた爆弾は、ソナーブイから送られる遠隔信号によって起爆された。

 

ブイはノルウェー海軍のP8偵察機によってノルドストリーム・パイプラインの近くに投下されたとのことだ。

 

「CIAや国務省の一部の実務担当者は、『こんなことはするな』と言っていた。バカバカしいし、表に出れば政治的な悪夢になる』と」(同関係者)。