トニー・ブレア(英元首相)のミーム「なんやこれw」 写真提供
【フリーウエストメディア】2023年1月23日
https://freewestmedia.com/2023/01/23/trouble-in-paradise-mutiny-at-the-wef/
クラウス・シュワブ氏は、半世紀以上にわたって世界経済フォーラムを率いてきた。
最近、彼に対する強い批判が身内から上がっている。
■ ダボス会議
この問題で、WEFの現役・元スタッフのグループが、英紙ガーディアンに接触した。
彼らは、84歳のシュワブが独断で行動し、1970年代初頭に設立した組織を率いることができない「無能者」に囲まれていると訴えた。
シュワブ氏は、組織の内外の人々に対して何の説明責任も果たさなかったと、匿名のグループは述べている。
「クラウスは多くのコネクションを持っており、たとえWEFを離れたとしても、我々の生活を非常に困難にする可能性があるため、我々は公表することを躊躇している」と、同団体は述べている。
WEFのスタッフグループは、リンクトインに批判的な文章を投稿したが、世界経済フォーラムの要請で削除されたと述べており、世界経済フォーラムはこれを否定している。
その文章には、WEFのリーダーであるクラウスは「自分自身のための法律」であり、理事会は「アデラーの巣」であるとの記述が含まれていた。
スタッフは、クラウスが死ねば、理事会のメンバーが衝突すると予想していた。
WEFの縁故採用の規約は、シュワブ一族のメンバーに組織の権威を保証するものである。
また、シュワブ一族は、WEFを閉鎖するかどうかの拒否権も握っている。
現状では、シュワブの娘は評議員、息子は常務理事、妻はWEFと密接な関係にある財団を運営している。
シュワブは「神コンプレックスを持っていて、自分は適者生存の0.1パーセントにいると思っている。しかし、不死身の人間はいない」と、ダボス会議を20回経験したアメリカ人のベテランはポリティコ誌に語った。
ポリティコが接触した29人の情報源は、WEFの企業戦略パートナー、現・元スタッフ、フォーラムの委員会やコミュニティのメンバーなど、ほぼ全員がシュワブの支配についてメディアに話すことによる反響を恐れていた。