【THE LIBERTY LOFT】by レイ・カルデロ 2023年1月23日
https://thelibertyloft.com/2023/01/23/gulfstreams-hookers-and-hot-air/
ジョン・ケリー氏とアル・ゴア氏が同じ会議に出席することほど、大言壮語でナルシストなことはないだろう。
この二人の終身政治家ほど、自分を高く評価している人物はいない。
Czar(皇帝)とConman(詐欺師)、どちらがどちらか分かるだろうが、今週スイスのダボスで中心舞台に立ち、会場の空気を吸い取ったのである。
ケリー氏はアメリカの気候変動対策長官として参加し、アル・ゴア氏は木を抱く偽善者たちの大会に招待され、演説を行った。
主催者は、グレタ・トゥンバーグが今週逮捕されて居残った後、ゴアに決定した。
ジョン・ケリーは何年も前から自家用ジェット機で世界中を飛び回り、聞くものすべてに、「自分は彼らを救うためにそこにいるのだ、自分はいつもその場で最も賢い男なのだ」と言ってきた。
彼は集まった人々に語りかけ、自分は選ばれた者の一人であると宣言した。
なんと、彼は真顔でそれを言い、弟子たちは同意してうなずいた。
アル・ゴア氏が招待されたのは、彼が『不都合な真実:地球温暖化の危機』を書いた時には、ダボス会議の参加者の殆どが生きていなかったからである。
私たちの絶滅をこれほど多く予測し、明らかに間違っていた人物はいない。
グリーン派は彼を崇拝しているが、彼はテキサスの太陽に照らされたミルクチョコレートのようにスイスで大爆死した。
彼は自分の主張を通すために大げさに叫んだ。
彼は「レインボム」のような新しい用語を発明し、沸騰する海について語った。
海が沸騰するのを見たことがある人はいるだろうか?
もちろんない。しかし、彼が吐き出す熱風で、我々は初めてそれを見ることができるかもしれない。
彼の話し方はひどいものだったが、メッセージはもっとひどいものだった。
世界経済フォーラムの主催者は、講演料を返せと言うだろうし、彼のプライベートジェットの駐車場代も認めないだろう。
ザンクトガレン・アルテンライン空港(ACH)には、1400機以上のプライベートジェットが着陸し、気候のスチュワードたちをWEFに連れてきたのだ。
アルプスで最も美しい村のひとつに、これほど多くの偽善者が集まると誰が思うだろう?
マッターホルンが灰色になるほど、空気中には多くの炭素が含まれていたのだ。
ダボス会議からのメッセージは、恐怖と、地球上の誰もガス駆動の車を所有してはいけないということだ。
このエリートたちは、炭素をまき散らすジェット機で地球を一周することもできるが、職場やスーパーに行く必要があるのなら、歩けばいいのだ。
このような詐欺師たちは、海岸にメガマンションを購入したり建てたりして、海が上昇して海岸線が消滅すると言っている。
このような戯言が、タイム誌の「今年の人」やノーベル平和賞を受賞し、ダボス会議に招待されるのである。
どうしてこのような人々が鏡の中の自分を見て、そしてなぜ私たちは彼らに注意を向けるのだろうか?
ケリーやゴア、そしておそらくグレタでさえも、銀行まで笑いに行っている。
彼らは現代のカーニバルの蛇の油売りのようなものだ。
私たちは彼らを黙らせることはできないが、無視することはできる。
それが、この人たちが転移できない毒になるのだ。
この会議の最後の皮肉は、気候変動に関する多くの不利な対話を許容するツイッターを非難したことだ。
この狂信者たちは、会話を独占したいのである。
議論も反対意見もなく、ただ自分たちのレトリックを並べる。
自分たちのメッセージが汚染されていることは分かっていても、争うことなく大声で叫べば、羊たちはそれを鵜呑みにしてしまうのだ。
金持ちと権力者がいかに弱者であるかということだ。
見ていて情けないが、我々はそうしている。