日本とインド、初の戦闘機共同訓練を開始

Japan, India start first joint fighter jet drill

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【Insider Paper】2023年1月16日 5:39 am

https://insiderpaper.com/japan-india-start-first-joint-fighter-jet-drill/

 


日本とインドは、中国の軍事力の増大を視野に入れ、防衛・安全保障関係を強化するため、東京近郊で初の戦闘機共同訓練を開始した。

 

日本の防衛省によると、11日間の合同演習には日本の戦闘機8機が参加し、インドは戦闘機4機、輸送機2機、空中給油タンカー1機を派遣する予定だという。

 

インド空軍の約150人が、東京の北東に位置する茨城県百里基地で行われる演習に参加している。

 

この訓練は、2019年に日本とインドの防衛・外務大臣が会談した際に両国が合意したものだが、パンデミックによって延期された。

 

日本とインドは、オーストラリア、米国とともに、中国の軍事的・経済的影響力を懸念する地域大国のグループである「クアッド」同盟の一員である。

 

東京はここ数カ月、一連の合同軍事演習を行い、防衛・安全保障戦略を見直し、中国に対する懸念を露骨に打ち出している。

 

12月、岸田文雄首相は2027年までに防衛費をGDPの2%に倍増することを約束し、中国を日本の安全保障に対する「史上最大の戦略的挑戦」と称した。

 

先週、日本はイギリスと新たな防衛協定を結び、ワシントンとの相互防衛条約を宇宙での攻撃にも拡大することに合意した。