米と同盟国、ドイツで会合 ウクライナ支援で調整へ

         

【Insider Paper】AFPJ2023年1月10日 

https://insiderpaper.com/us-allies-to-meet-in-germany-to-coordinate-ukraine-aid/



米国は来週、同盟国をドイツに集め、ウクライナを軍事的に支援するための新たな協議を行うと、ラムシュタインの米空軍基地が1月10日に発表した。

 

ロイド・オースティン米国防長官は、1月20日ラムシュタインウクライナ防衛コンタクトグループの会議を直接主催すると、同基地は声明で述べた。

 

オースティンは「現在進行中のウクライナの危機と米国の同盟国やパートナーが直面する様々な安全保障問題を議論するため、再び世界各国から国防相や軍高官を招いた」という。

 

ウクライナ国防コンタクトグループには、ウクライナの対ロシア戦力を支援する約50カ国が参加している。

 

NATOイェンス・ストルテンベルグ長官は、キエフの西側支援者が来週ウクライナの国防相と会談し、「どのような種類の兵器が必要で、同盟国はどのようにしてその兵器を提供できるかを正確に議論する」と述べた。

 

米国主導の同盟と欧州連合EU)はウクライナへの支援を強化し、協力体制を強化すると宣言している。

 

ラムシュタイン会議は3回目で、米国、ドイツ、フランスがウクライナに装甲戦闘車を提供すると発表したのに続くものだ。しかし、キエフは最新の重戦車も送ってほしいと懇願している。

 

ウクライナは長い間、戦車を含むより重い武器を要求しており、それによって攻勢に転じることができる。

 

欧米諸国は、戦争に巻き込まれたり、ロシアを刺激したりすることを恐れて、消極的であった。

 

しかし、ウクライナ側が勢いづき、欧米諸国は提供する兵器の幅を広げている。