ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相
【Zero Hegde】BY:タイラー・ダーデン 2022年12月6日
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ポーランドのマテウシュ・モラヴィエツキ首相は、ワルシャワで開催された欧州保守・改革派(ECR)サミットの最終セッションで、今後の大きな課題に取り組むにあたり、共和制か官僚的中央集権制のどちらかを選択することになるだろうと述べた。
モラヴィエツキ氏は、欧州は「共和制の道、自由と連帯を組み合わせた共同体の方向性という根本的な選択をしなければならない」、さもなければ「官僚主義の専制を持つ中央集権的な巨大国家に変わってしまう」と評価した。
彼は現在、大陸は「数十年、時には百年に一度の躍進」を経験していると主張し、その瞬間を1815年のウィーン会議と第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約になぞらえた。
「今日、欧州は、偉大で重要な、グローバルな、大西洋を越えたプレーヤーになりたいのか、それとも世界の大国のゲームの対象になりたいのか、という問いにも答えなければならない」とモラヴィエツキは言った。
ポーランドの首相によると、ヨーロッパの力と主権の条件は、「強い主権国家」の協力と「中央集権的な専制政治」の実施計画への反対であるという。
「国家、民族のヨーロッパは、EUの基礎となるべきもの-経済協力、自由競争-に基づく非常に緊密な協力と矛盾しない」とモラヴィエツキは述べた。
ワルシャワでのイベントは、欧州保守・改革派グループの主催で行われた。イタリアのジョルジア・メローニ首相とスペインのVox党のサンティアゴ・アバスカル党首もビデオリンクを通じて会議に参加した。