「そろそろ修正する時期だ」
2022年11月27日、連立協定に調印したイスラエル・クネセットのアヴィ・マオズ議員(左)とリクードのベンヤミン・ネタニヤフ代表。(提供:Likud)
【WNDニュースサービス】2022年11月27日
https://www.wnd.com/2022/11/netanyahu-puts-anti-gay-politician-charge-israels-jewish-identity/
(タイムズ・オブ・イスラエル)
クネセットの中でも最も極右の政治家で、非多元的なユダヤ人観と反LGBT、性差別、反アラブの立場を持つ人物が、首相になる予定のベンジャミン・ネタニヤフとの11月27日(日曜日)締結した合意に従って、次期政権の「ユダヤ人アイデンティティ」担当となる予定である。
フリンジ政党ノームの単独議員であるアビ・マオズは副大臣に任命され、首相府の下に設置される予定のユダヤ人アイデンティティのための当局を率いることになる。
マオズの新生連合への参加は、ネタニヤフの多数派にとって不可欠なものではなかった。
今月の選挙でリクード党首と彼の同盟者は120名のクネセットの64議席を獲得したのだ。
しかし、ネタニヤフは今年と昨年の選挙で、極右政治家との提携を仲介してマオズの国会進出を手助けし、ユダヤ人のアイデンティティに関する政府当局のトップとして、まだ特定されていない責任を負うとはいえ、これほど過激な政治家に共鳴する役割を与えることに何のためらいもないことは明らかである。