「必要なら血を捧げるためにここにいる」ブラジル選挙抗議デモは60万人の「市民軍」に支えられている

ブラジルのデモ参加者は、要求が満たされるまでデモを終了するつもりはないが、内戦は望んでいないと宣言している。

 



ブラジル 大規模な選挙抗議デモは6日連続で続く
写真 フェルナンダ・マクミラン

 

【National File】by:アディソン・バスート 2022年11月18日

https://nationalfile.com/we-are-here-to-give-our-blood-if-necessary-brazil-election-protests-have-support-of-600000-member-civilian-army/

 

【ブラジル・ブラジリア発】

 

ブラジルのシェフで政治活動家のヴィニシウス・"ヴィニー"・ロシニョーロ氏(36)は11月19日(土曜)、ナショナル・ファイルとのインタビューで、検閲や電子投票機、同国の最近の選挙結果に抗議している自由推進デモ隊には、60万人の "文民軍 "の支援があると明かした。

 

"軍隊 "があるのだ。CACsと呼ばれる民間の軍隊が。

 

「ブラジルには60万人以上の人々がいて、武器を使うことが許されている。確かに、彼らのほとんどはこの運動に参加しています」とヴィニーは言う。

 

「しかし、私たちは平和主義者であり、戦いたくはない。戦争はしたくないが、必要なら血を捧げるためにここにいる。

 

CACとは、Colecionador, Atirador e Caçadorの略で、直訳すると、コレクター、シューター、ハンターという意味である。

 

ブラジル政府によると、CACの遵守事項を満たしたブラジル国民は、銃器や弾薬を合法的に所有することができるそうだ。

 

 

多くのブラジル人がナショナル・ファイルに語ったところによると、もしルーラことルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバが2023年1月1日に政権を取ったら、ほぼ間違いなくブラジル国民の武装解除に向かうだろうとのことである。

 


「私たちは平和主義的に戦っている。ここには老人も子供も、ブラジルの自由を守りたい人たちもいる。自由が我々の目標だ」とヴィニーは述べた。

 

ヴィニーは、デモ参加者はボルソナロを明確に支持して抗議しているのではなく、選挙の透明性と民主主義のために戦っているのだと明言した。

 

「私たちの選挙は正しくなかったと見ることができますし、どんな事実を示しても、選挙は間違いなく公正ではなかったと見ることができます」とヴィニーは宣言している。

 

「だから、私たちはそれに対して抗議するためにここにいるのです。A大統領とかB大統領とかいう問題ではなく、民主主義を実現するためにここにいるのだ」と。

 

ヴィニーは、他の多くの権利を奪われたブラジル人と同様に、検閲をこの国が直面する最大の問題の1つと見ている。

 

ユーチューブやフェイスブックなどのソーシャルメディア大手は、国の選挙に疑問を呈する投稿を積極的に検閲している。

 

保守主義、保守派について言うことはすべて(遮断される)。私たちは(何も)言えない。ユーチューブの私のチャンネル、インスタグラム、それらはすべて検閲されている。私たちが何かを言うたびに、彼らは私たちの考えを人々に見せようとしないのです」とヴィニーは言う。

 

「私たちは自衛隊に反論することができません。答えを求めることもできない。このブラジルで起きていることは間違っている」。

 

ブラジルのトップシェフであるヴィニーは、20世紀に1億人以上の命を奪ったイデオロギーである共産主義との闘いに身を投じている。

 


■■ 共産主義に対する市民の抵抗

 

「私たちには食糧がある。エネルギー(資源)もたくさんある。もし共産主義がブラジルを【盗めば】、全世界が【危険にさらされる】でしょう。だから、ブラジルが陥落すれば、あなたの生活も影響を受けるでしょう。私たちは立ち続けなければならないし、なぜ戦っているのか、その理由を知らなければならない」とヴィニーさんは言います。


「ブラジルは新しいキューバにはならない」。

 

「これはメッセージだ。共産主義はセカンドチャンスを与えてくれないから、屈してはいけない。私たちはここに留まり、変化をもたらすためにいるのです」と、ブラジル人シェフは語った。

 

この料理研究家は、検閲に加え、電子投票機もデモ参加者が憤慨している重要な問題の一つであると発表した。

 

「本当に本当に恐ろしい問題で、私たちは解決しなければなりません。ブラジルは印刷された票を持つために戦っていたのに、彼らは(それに)反対し、残念ながらこの戦いには勝ったが、我々はこの戦いをあきらめない」と語った。

 

「私たちがここにいなければならない期間は問題ではありません。私たちはブラジルを守るため、世界を守るためにここにいる」。