2022年10月28日【 TLBスタッフ】
https://www.thelibertybeacon.com/sweden-will-not-meet-agenda-2030-sanity-prevails/
BY:マーティン・アームストロング
スウェーデンのウルフ・クリスターソン新首相は、グリーンアジェンダに耳を傾けていない。
彼は早速、気候環境省を全廃し、スウェーデンに特定の気候省が存在しないのは35年ぶりのことである。
世界経済フォーラム(WEF)のクラウス・シュワブのアジェンダ2030の計画は危うくなっている。
「ストックホルム大学教授カリン・バックストランドは、「スウェーデンでは、生物多様性と林業に関して大きな課題を抱えており、環境問題は同時に不利な状況に置かれることになります。生物多様性に関するアジェンダ2030の目標を達成することはできないでしょう」と述べている。
民主党のエバ・ブッシュが新エネルギー大臣に、26歳の自由党ロミーナ・プルモクタリが気候・環境大臣に就任する予定である。
国民党スウェーデン民主党は、ネットゼロ エミッションの達成という目標には賛同していない。
その代わり、新政権は既存の原発の停止をますます困難にする原子力発電への取り組みを優先する一方で、360億ユーロを使って新しい原子力発電所を建設しようとしている。
また、新政権は近年運転を停止した2つの原子力発電所の再開を検討している。
アジェンダ2030とシュワブの世界を変える計画が、いかに失敗するかを示すもう一つの例である。