グレートリセット:飢饉で3億人が一掃される恐れがあるという口実

  

  よく肥えたSPD有権者とドイツのスヴェンヤ・シュルツェ大臣(中央)

 

【フリーウエストメディア】2022年5月12日

https://freewestmedia.com/2022/05/12/great-reset-famine-threatens-to-wipe-out-300-million/


主流メディアは、現在の貿易と供給の流れの途絶と世界的な供給不足の想定される因果関係に関して、単純な論理を繰り返してきた。ウクライナ戦争の余波であり、道徳的に正当な対ロシア制裁の必然的な結果であり、「パンデミック」の反動なのである。


しかし、犯人は明確に特定されている。実際、危機は計画通りに進行している。

 

戦争と制裁が世界の大部分にこれまで以上に破滅的な結果をもたらしているという事実は、ドイツの日刊紙Bildに最近掲載されたインタビューで、ドイツの開発大臣スヴェンヤ・シュルツェが自身の考えを述べたときのテーマである。

 

シュルツェ大臣は、「第二次世界大戦以来最悪の飢饉」の恐れがあり、「コロナ、極度の干ばつ、そして今回の戦争によって、世界の食料価格が3分の1に上昇」し、「現在、記録的な水準にある」ために数百万人が死亡していると述べた。

 

世界食糧計画は「現在、3億人をはるかに超える急性飢餓の人々がいると想定」しており、「常に予測を上方修正」しなければならないとしている。

 

■■ 計算されたロックダウンの結果

これらの犠牲者のほとんどが、計画的なパンデミックの演出とその長期的な結果としてますます認識されつつあることの犠牲者であるという事実については、一言も触れていない。

 

政治的に国際的に調整されたロックダウンは、商品とサービスの世界貿易に致命的な結果をもたらし、生産の中断とともに、第三世界新興国の先進国、ハイテク先駆者、開発援助供与国への依存を大幅に増加させている。


国家資産と税収の再分配(しばしば信用供与)のおかげで巨額の利益を得た製薬大手やワクチンメーカーが、この演出された危機の大勝利者であるだけでなく、特許を持ち、対応する政府プログラムのためにロビー活動を行うNGOや億万長者の財団も多大な利益を得ている。

 

現在、人間開発のさまざまな分野で実施可能な包括的な変革が行われている。高度なデジタル化と監視を伴うスマートシティ、中央集権的なパワーブローカーへの医療システムの完全な依存(WHOとその資金提供者の役割を考えてみよう)、ウイルスだけでなく「気候保護」にも結びついた緊急課題への他のすべての政治課題の従属化など。

 

■■ 資金の再分配と横領の口実

このような「課題」の国際化を、民主的に正統化された各国の当局を越えて世界的な背景として掲げようとする同じ地球戦略家たちが、ウクライナで未来のための実際の代理戦争を繰り広げているのである。

 

したがって、この場面が、飢えと戦うために何も残っていない新たな利益者(軍需品、ウクライナのオリガルヒ)のための公的資金の不正流用の口実として使われるだけでなく、次の「ノー」の正当化にも使われるのは不思議なことではない。

 

この制裁は、西側ビジネスエリート(アメリカの採掘用LNG輸出企業からアラブの石油生産におけるイギリス、フランス、アメリカのパートナーまで)の精神に則り、世紀の好景気を期待できる新しい利得者を生み出すものである。

 

これが、ほとんどの人には気づかれない背景で、最終的に大きな決断が下され、その結果、食料、エネルギー、医薬品、その他多くの世界的な基本供給が激変するのである。

 

スヴェンジャ・シュルツェは、文脈をばかばかしく単純化しすぎて、カラフルな世界経済フォーラム(WEF)のピンを襟につけて、それでもロシアのプーチン大統領が「飢餓との戦争」を繰り広げていると非難したのである。