ジュリアン・アサンジ、英国の刑務所で脳卒中を発症していた

   Julian Assange

 【National File】 by カイリー・トーマス  2021年12月11日

 

ジュリアン・アサンジは10月27日にイギリスのベルマーシュ刑務所で脳卒中を起こし、婚約者のステラ・モリスは、現在進行中の刑務所での生活で生じたストレスが引き金になったと示唆しました。

50歳のウィキリークス創設者であるアサンジは、ロンドンにある最高セキュリティの刑務所に収監されています。
裁判中に高等裁判所は、アサンジをスパイ容疑で米国に送還することができるという判決を下しました。


彼は体調を崩しており、裁判長が審理中に彼を釈放した後も、刑務所は彼を強制的に刑務所のビデオルームに連れて行きました。

この判決は、アサンジが精神的な健康状態を理由に米国に引き渡されることはないとした、下級裁判所による以前の判決を覆したものでした。

 

ミニストローク脳梗塞)により、アサンジは右まぶたが垂れ下がり、記憶障害、神経障害の兆候が見られます。
一過性脳虚血発作」とは、脳の一部への血液供給が一時的に途絶えることで起こる「ミニ・ストローク」(脳梗塞)のことで、完全な脳卒中の警告サインとなることがあります。

アサンジ氏はその後、MRI検査を受け、現在は抗脳卒中薬を服用しています。

 

モリスはTheDailyMailに対し、「ジュリアンは苦しんでおり、このミニストローク脳梗塞)がより大きな発作の前兆ではないかと心配しています」と語っています。
「この訴訟が長引けば長引くほど、彼の生存能力への不安が募ります。緊急に解決しなければなりません」とモリスは付け加えました。

 

「動物園の檻に閉じ込められた動物を見てください。それがジュリアンに起きていることなのです。終わらない裁判は、精神的にも非常に大きなストレスになっています。」

 

アサンジ氏の弁護団によると、アサンジ氏はこの判決を英国の最高裁判所に上訴する意向です。

 

ジュリアン・アサンジは、ウィキリークスで「Vault 7」と名付けられた文書の中で、グアンタナモ収容所の米軍マニュアル、イラクで民間人を殺害する米軍アパッチヘリの映像、イラクアフガニスタン戦争の文書、国務省のケーブル(「ケーブルゲート」とも呼ばれている)、2016年の民主党全国委員会の約2万通の電子メールなどを公開していました。

 

これにより、ジュリアン・アサンジを拉致または暗殺するためのCIAの計画がますます精巧になってきたようです。
この計画は、トランプ政権の「最高レベル」で話し合われていたようで、複数の当局者(1人は元防諜担当高官)によって確認されています。「境界線がないように見えた」と、元防諜高官はYahoo Newsに語った。