チャコの角が折れた

夕方、突然のようにチャコの片方の角が途中でポキッと折れていた。血が流れていてびっくしりたがチャコ自身はそれに気付いていない様子だった。ヤギの角は神経が通っていて折れると痛いはずだけど、草をバクバク食べ、相変わらず他のヤギを角で追いやっていたので、そんなに痛みはなさそうだった。

チャコの角の途中にはキャップをかぶせたような継ぎ目みたいな部分があるが、そこに2,3回、血がにじんでいることがあった。誰かと頭突きしたのだろうと思っていたが、そういうことで段々角の継ぎ目部分が弱っていたのだろう。角に継ぎ目があるのはチャコしか見たことがない。

顔にまで流れていた血もすぐに止まったし、消毒をかけておくだけにした。実際のところ、角が折れているヤギは多い。今現在だけでも近所にチャコ以外3匹いる。

その角自体がもう時間の問題で折れかかっていたにせよ、最後の一撃を加えたのはどうも麦男のようだ。チャコは麦男とその直前に一回すれ違いざまに頭突きしていたが、その前後はどのヤギとも接触していなかった。まさか麦男がチャコの角を折ることになるとは……。

■徒党を組んで練り歩く三つ子ヤギ

小麦ちゃんもまだまだ小さいけれど、みんなと同等に遊べるようになって1日1日たくましくなってきている。母のチャコは小麦ちゃんをいじめるが、幸いなことに兄弟2匹はいじめない。

みんな背中乗りに夢中な今日この頃。