取税人ってのは

昨日の続きでまた朝一でBIR(内国歳入庁)へ。払い込みの際、内部に1人だけ会計として銀行担当者が入っているがたびたび不在なので、朝一に狙いを定めて行った。

この人の多さで会計1人というのは足りないと思う。銀行で払い込みは出来るのだが結局こっちへ払い込み用紙を取りに行き、登録してもらい、納税担当責任者のサイン(スタンプ)をもらいにここへ来ないといけないので余計不便になる。

その取税人(Collection)たちの島がここ↓。

ここのボスもどうも細かい実務が分かっていないような感じが見受けられた。自分で把握して来たのでうっかり言いなりにならずよかったものの、間違ったことを言ってまたペナルティだとか言ってきた。結局それは別の人も訂正してくれて、そのボスの純粋な間違いだった。

このボスは“ボランタリーTAX 月500ペソ”払ってくれないか?なんてことも言っていた。(なんやねん、それ)
即返で「NO!」と言っておいたがさすが取税人のボスだけあって何とかして取れないかと向こうもあれこれ考えているようだ。ま、職務上そういう役目の人だから仕方がない。聖書でも取税人は嫌われっ子だ。

ここには最低月2回は来ることになるので、今のところ、誰がどれだけマシな職員なのかを私も見定めておこうとしている。
昨日のセミナーでスピーカーをしていた別セクションの男性は比較的親切だったので、今日聞きたいことはまたその人に聞いた。次はまた7月上旬と後半に行かないといけない。めんどくさー。

でもうち位の小商いではそれ程複雑ではない。

所得税=毎月
・4半期税=年4回
源泉徴収=毎月

という3つが私たちの主な国税(もちろん国税外の税もほかにある)。回数が多く手順がアナログなことが問題。

数年前まではBIRにかかわらず、本当にまだ適当な時代だったようだけど、ここ5,6年で役所仕事がどんどん厳しく煩雑になってきていると聞く。
今回も、サリサリストア(小規模よろず屋みたいなの)の人たちもセミナーに結構きており、時代が変わってきてるのかもなーと思った。でも厳しくしているようでいて実質ザルでおかしなことが多いと私は思う。
ただ外人はそれに従うしか道はないので、うまくやっていくべしとは思っている。