ミンダナオのレポート

今日は礼拝でミンダナオからやって来られたガムさんのパパ・ママが、昨年12月の大型台風Pablo(Bopha)での被害報告等をされた。このとき、ボホールも直撃の予定だったが逸れたのだった。

ガムさんのパパ、パスター・ガミの出身地の町の様子も映されていた。

ダバオ・オリエンタルの映像が多かったが、ここは自然豊かで果物や野菜の収穫も多く、私も行ってみたいと思っていた土地だった。ところが、パスター・ガミ曰く“天国のような”土地が台風で一気に砂漠に変わってしまった、と。

私が見ていた限りではこの壊滅ぶりは台風そのものの規模よりも、インフラの脆弱さにあると思う。
弱いヤシの木が倒れていない程度なので、日本の普通の台風程度ではなかったかと思う。
フィリピンでは台風や地震など自然災害を想定してものが建てられていないし、第一そうしたくても貧しくて建てられないのでダメージが大きい。

建物については本当に日本などとは全く違う。震度1でも倒れそうなものが多い。だから大きな自然災害が来たらひとたまりもないと思う。

パスター・ガミたちの現地教会では70名近くの人が3日間で130㎞の距離を祈って歩いたという。Prayer Walkをして人々や土地の回復を祈った。そのときの画像も映された。これは相当な距離だ。パスター・ガミも70歳なのに。

私たちがすぐに現地へ向かって何かすることは難しいけれど、まだまだ立ち直れないでいる人々や土地のことを忘れずに一緒に祈っていこうと思う。

今日教会になっていたフルーツ。