教会でのジャパニーズ・ランチ

今日の昼は、こっちの材料(とOK輸入品)だけでできるジャパニーズランチを作ってみんなで食べた(私はとにかく放射能汚染物である日本の食材は自分でも食べないし、人にも決して食べてほしくない)。

日本食材を使えないのでちゃんとした日本食にはならないが、そもそもみんな日本食をほぼ知らないので、本物とかけ離れていても別に分からないからいいだろうということで、あくまで日本食“風”。でも喜んでもらえたようでよかった。みんなお箸はあまり使えない。

 

私は昨日発案者のあや子さんからジャパーニーズランチをやるという連絡をもらって、何にしようと考えた結果、肉じゃがを持っていくことにした。肉は出汁を取る目的も兼ねて鶏肉にし、糸こんにゃくがないので春雨を代用した。
みんな真っ先に鶏肉を取って行ったのでたくさん入れたジャガイモが余り気味だった。こっちの人は肉が好きだなー。みんな若いからだろうけど。

あや子さんは中国か韓国産の海苔を使って海苔巻。中身は卵焼きとカニカマときゅうり。そしてきゅうりとカニカマのサラダ、野菜の天ぷら。礼拝後に天ぷらは一緒に揚げた。ナス、オクラ、ジャガイモ、カボチャ、ニンジンを多量に揚げた。これは大好評だった。

天つゆなどもちろんないので、オーロラソースやしょうゆなどを付けて食べた。天ぷらにオーロラソースという発想はびっくりだったがそういうのもアリか。デザートにはあや子さんがバナナキュー(バナナ揚げ)を揚げてくれた。おいしい。
こっちには日本では売っていない、生で食べても余り甘くない料理用のバナナがあって、揚げたりしてお菓子にするととても美味しい。

 

アグネスが海苔巻の海苔をはがして食べていた。外国人は海苔が苦手だそうだがやっぱりフィリピンでもそうか。子どもたちにも後であげたら海苔を嫌がっていたようだ。あや子さん曰く、以前、(ふりかけの)ゆかりをあげたらペッと吐かれたそうだ。シソ系の味はこっちでは食べつけない味だし無理もない。

ご飯の後、すっかり寝てしまった。若い子たちはみんなアウトリーチへ行っていなくなっており、ガムさんあや子さんと私たちだけ残っていた。起きてからお茶を飲みながらいろいろ話をしていたが、今週以降またまた危険かもしれないフィリピン地震の話などもシェアして、一応備えておきましょうということになった。

明日10日〜12日位の間にM8.5級の地震が来るとの予測があり、一応心の準備をしている。例えそんなにすぐでなくても近い将来起こっておかしくないからだ。こっちでは地震そのものよりも、建物の脆弱さがどの程度か未知数なのが怖い。なんせ日本の建物との強度は雲泥の差だろうと思うからだ。

ガムさんところの庭に勝手に入ってくるよその家の地鶏(ネイティブチキン)が卵を産んでいたらしい。ラッキー。地鶏の卵は小さいけどとても美味しいのだ。