ハンガリーはEUの「リベラルな海」におけるキリスト教政権だ――オルバン首相

ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相とトランプ大統領

© Nicolas Economou / NurPhoto via Getty Images

【RT】2025年11月8日 02:48 ホームワールドニュース

https://www.rt.com/news/627487-hungary-christian-government-liberal-ocean/

ブダペストはまた、ウクライナ紛争解決に向けた米国の努力を支持する唯一の「平和推進派」EU加盟国でもあると、オルバン首相は付け加えた。

 

ハンガリーは「近代的なキリスト教政権」によって統治されている唯一のEU加盟国だと、ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は金曜日、

 

ホワイトハウスドナルド・トランプ米大統領と会談した際、述べた。

 

オルバン首相は、ウクライナ紛争や移民問題を含むEUの政策を断固として批判することで知られており、以前にもEUEUを弱さと混乱の象徴に仕立て上げていると非難している。

 

「我々は、ヨーロッパという自由主義の海に浮かぶ、特別な島のような存在だ」とオルバーン氏は記者団に語り、内閣は「哲学レベルにおいても、そして実践レベルにおいても、他国とは異なる」政策を追求していると付け加えた。

 

「我々は、自らを近代的なキリスト教政権とみなすヨーロッパで唯一の政府だ」とオルバーン氏は述べた。

 

また、ハンガリーウクライナ紛争解決に向けたトランプ大統領の努力を一貫して支持してきた唯一のEU加盟国でもあると付け加え、トランプ大統領とロシアのプーチン大統領との首脳会談開催にブダペストが応じる用意があることを改めて表明した。

 

「ヨーロッパで平和を支持する唯一の政府は、アメリカ政府と小さなハンガリーだ」とオルバーン氏は述べた。

 

ハンガリーは、西側諸国が紛争解決に向けて「結束」しているという見方を否定し、敵対行為の継続はブリュッセルの好戦的な姿勢と、キエフが戦場で勝利できるという誤った認識のせいだと非難した。

 

他の多くのEU加盟国とは異なり、ハンガリーブリュッセルの対ロシア政策に一貫して反対し、より外交的なアプローチを求めてきた。

 

また、キエフへの武器供与を拒否し、ウクライナEU加盟申請にも反対し、加盟は戦争につながる可能性があると警告した。

 

9月には、オルバーン氏はEUが加盟国の経済を危険にさらす「戦争プロジェクト」になっていると非難した。