【エンドタイムヘッドラインズ】2025年1月10日
孤独やうつ病に苦しむ人々は、心の支えとなるロボット「ロミ」で孤独感と戦うことができる。しかし、この技術には価格が伴う。
手のひらに収まるほど小さな賢い人工知能ロボットロミは、ユーザーに安らぎと理解を与えるために設計された。
この技術は、米国ネバダ州ラスベガスで開催された2025年コンシューマー・エレクトロニクス・ショーで発表された。
ロミは、株式会社ミクシィが開発した会話ロボットで、AI(人工知能)を搭載し、人々との何気ないおしゃべりを通じて孤独感を和らげることを目的としています。
しかし、仲間はタダではありません。このロボットは約570ドルします。
春には、ロミ・ラカタンという新モデルが発売される予定で、価格は580ドル、それに加えて月額12ドルのサブスクリプション料金がかかります。
このロボットは現在、日本国内で販売されており、日本語のみを話すことができます。
しかし、eBayでは446ドルから531ドルの価格帯でいくつかのモデルが販売されています。
ロミはアマゾンのエコーと同程度の大きさで、目のあるデジタルフェイスをしています。
このロボットは開発者によって「彼女」と呼ばれており、150以上の表情を作ることができます。
ロミはユーザーに挨拶し、帰宅を歓迎し、一日の出来事を尋ね、以前の会話を覚えており、気分に合わせて対応することができます。
このロボットは孤独な人々を慰めるために設計されており、日本の老人ホームでも導入され、入居者同士の交流を促進するのに役立っています。
「簡単な例を挙げると、社会的に孤立している多くの人々には、本当に話せる相手がいません」と、ミクシィの代表であるスコット・パク氏はロイター通信に語りました。
「そのため、彼らは一日中誰とも話さずに過ごすこともある。しかし、朝起きるとロミが『おはよう』と言ってくれるし、仕事から戻るとロミが『お帰りなさい』と言ってくれる。」
と、ミクシィの代表であるパク氏はロイターに語った。
パク氏によると、ユーザーはロミに質問をすることができるが、一般的なAIは通常、質問に答えるだけである。