ケネディ氏、激戦区2州でトランプ氏に大きな法的勝利

ロバート・ケネディ・ジュニア、ドナルド・トランプ大統領
【SLAY】2024年9月6日- 5:35 pm フランク・バーグマン著

https://slaynews.com/news/kennedy-secures-major-legal-victories-trump-two-battleground-states/

ロバート・ケネディ・ジュニアは、ドナルド・トランプ大統領に代わって民主党に2つの重要な勝利を収めた。


ケネディは、自身の無所属選挙キャンペーンを終了させて以来、いくつかのスウィングステートで投票用紙から名前を削除するよう要請してきた。


ケネディは、支持者に両大党候補に対する抗議票を投じる余地を与えるため、青か赤の固い州では投票用紙に残ることを選択した。


いくつかのスウィング州では、RFKジュニアはトランプからより多くの票を集め、ひいては民主党の大統領候補カマラ・ハリスを助けることになる。

 

しかし、トランプを苦しめるために、激戦州であるノースカロライナ州ミシガン州民主党幹部は、ケネディの名前を投票用紙から削除することを拒否した。

 

これに対し、RFKジュニアは強制的に名前を削除するよう訴訟を起こした。


9月6日(金曜日)、裁判所はケネディに味方し、ケネディは連勝した。


民主党が支配するノースカロライナ州選挙管理委員会は、ケネディの投票用紙からの名前削除要求を拒否した。

 

9月5日(木曜日)、ケネディの訴えを受け、裁判官はケネディの名前を投票用紙に残すよう命じた。


しかし、判事はRFK Jr.に対し、その決定を不服とするよう9月6日(金曜日)の正午まで猶予を与えた。


ケネディは判決を不服とした。

 

9月6日(金曜日)の朝、ノースカロライナ州控訴裁判所は先の判決を覆した。

 

控訴裁判所の判決にはこうある。


全会一致により、申立人ロバート・F・ケネディ・ジュニアが2024年9月5日に本訴訟において提出した一時停止の申し立てと上申書の申し立てを以下の通り許可する。

 

上申書は許可され、レベッカ・ホルト判事が2024年9月5日に下した「原告の一時的差し止め命令、およびそれに代わる迅速な予備的差し止め命令の申し立てに対する命令」はここに延期される。

 

被申立人らは、申立人をアメリカ合衆国大統領候補者として記載した投票用紙を配布することを差し止められる。


停止および差し止め命令は、申立人の上訴が却下されるまで、または当裁判所の命令があるまで有効とする。

 

本訴訟は、州選挙管理委員会に対し、請願者ロバート・F・ケネディ・ジュニアの名前をアメリカ合衆国大統領候補者として記載しない投票用紙を配布するよう命じる命令を下すため、ウェイク郡高等裁判所に差し戻される。

 

その後、ノースカロライナ州選挙管理委員会のポール・コックス法律顧問は、州内の郡選挙管理委員会に対し、発送されるはずであった郵便投票を保留するよう命じた。


投票用紙は、州選挙管理委員会がこの決定を不服とするかどうかを決定するまで保留される。

 

「私たちの弁護士は、この命令を検討し、今後どのように動くべきかを決定しているところです」とコックス氏。

 

「この判決が上訴されるかどうかについては、まだ決定していません」。

 

同じような光景がミシガン州でも繰り広げられた。

ミシガン州民主党のジョセリン・ベンソン州務長官は、ケネディが削除を要求した後、ケネディの名前の削除を拒否した。

 

ベンソンは、左派の独立系大統領候補コーネル・ウェストを投票から外すべきだと主張したにもかかわらず、ケネディの要求を拒否した。


ウェストはハリスからしか票を集めず、トランプからは票を集めない。
ケネディは再びミシガン州民主党を提訴した。

 

9月6日(金曜日)の朝、3人の裁判官からなるパネルが彼に有利な判決を下した。

 

3ページにわたる判決の結論は以下の通り。


原告は次期総選挙に先立ち、自分の名前を投票用紙から削除するよう求めた。


この要請は、被告が地元の選挙管理者に候補者通知を行う期限に近い時期になされたものであるが、無過失責任が適用されるほど遅くなされたものではない。

 

さらに、辞退を禁止する法的根拠がないことから、原告には投票用紙から名前を削除してもらう明確な法的権利があったと結論づける。

 

ベンソン国務長官には、その要請を無視する能力はなかった。

 

現時点では、被告が地元の選挙管理者に通知を送る期限が迫っていることを考えると、マンダマス以外の救済手段は原告にはない。...


「よって、原告にはマンダムスの救済を受ける権利があり、被告は要求通り原告の名前を投票用紙から削除しなければならないとする。」

 

一方、バージニア州ウィスコンシン州では、ケネディはまだ投票に残っている。