【ナチュラルニュース】2024/8/20 ベル・カーター 著
https://www.naturalnews.com/2024-08-20-uk-arrested-more-protesters-than-human-traffickers.html
イギリスの警察は、反大量移民デモ参加者約1024人を逮捕し、そのうち575人はソーシャルメディア上で「無秩序を扇動」または「憎悪をかき立てた」罪で起訴された。
この数字は、昨年拘束された人身売買業者の数をはるかに上回っている。
報道によれば、抗議者たちは警察に怒鳴ったなどの些細な理由で有罪判決を受けた。
現在の騒乱の発端となったサウスポートでの集団刺殺事件で、移民のバックグラウンドを持つ容疑者に関する「不正確な情報」を投稿したことで逮捕された者もいる。
逮捕された者の中には、少なくとも11歳と12歳の少年2人を含む子供もいる。
8月上旬以来、ロンドン、グラスゴー、ベルファスト、マンチェスターといった大都市を含むイギリス全土の数多くの町や都市で集会が開かれている。
その中にはナイジェル・ファラージ率いる改革UK党のロンドン事務所前も含まれていた。
キアー・スターマー首相は、デモ隊の乱立が始まると、デモ隊に対して強権的な措置をとると警告した。
彼は「極右の凶悪行為」と呼ばれるものを非難し、「明白な原因や動機が何であれ」告発と有罪判決を約束し、「この行動をオンラインで煽った」者を含む暴力に参加した者は後悔するだろうと述べた。
一方、人身売買業者が英国政府によって逮捕される割合ははるかに低く、内務省の統計によれば、昨年の逮捕者はわずか246人、英仏海峡を渡って不法入国者を輸送する小型ボートのパイロットはわずか86人だった。
昨年は3万人近い不法入国者が小型ボートで英仏海峡を横断したが、「不法入国 」という犯罪で逮捕された者はほとんどいなかった。無許可で働く不法入国者の逮捕を考慮しても、2023年の逮捕者はわずか380人だった。
スターマーは、海峡の危機に対策を講じると主張したが、今年これまでに3万3,000人以上の不法入国者がイングランドへの入国を試みたり、成功したりしており、労働党が保守党から政権を奪取して以来、入国者数が大幅に増加している。
批評家たちは、スターマーだけでなく検察や法執行機関も二重司法だと非難している。
いわゆる 「コミュニティ・リーダー 」と協議して警察が手を引かないアプローチを採用したため、イスラム教徒の反対デモ参加者の暴徒がジャーナリストに嫌がらせをしたり、白人のイギリス人を襲ったりすることができたのだ。
さらに、労働党新政権は、ルワンダ人の両親を持つ18歳のイギリス人容疑者に対するルワンダ強制送還計画をすでに廃止した。
これは、不法滞在者が亡命を主張するためにアフリカの国に移送され、すでにこの計画の準備に費やされた何億ポンドもの税金を無駄にするものであった。
「暴徒」で刑務所が過密状態になったため、イギリス政府は緊急計画を制定することになった。
英国で反移民デモが勃発してから数週間、政府は刑務所の過密状態を回避するための緊急計画を実施する構えだという。
「アーリードーン作戦 」とは、出廷を待つ被告人を刑務所のスペースが空くまで警察の独房で待機させるという長年の計画である。
報道によれば、検察当局は最近の暴動に関与したとして告発された人々の裁判を加速させようとしている。現在までに、927人が深刻な騒乱に関連して逮捕され、そのうち466人が先週の8月19日（月曜日）までに起訴された。
刑務官協会のマーク・フェアハースト会長は、早ければ8月19日（月曜日）にも 「オペレーション アーリー ドーン」の発表があると予測した。
今週のどこかの時点で、スペースが不足しているため、「オペレーション アーリー ドーン」が始動すると自信を持って言えます、と彼はスカイニュースに語り、この作戦を 「基本的に警察の独房に収容されている囚人のためのトリアージシステム 」と表現した。
刑務所の独房を保証できる囚人だけを法廷に連行するという。
つまり、最も重大な犯罪だけが法廷で審理されることになる。
しかし、誰かが刑務所に入る必要があれば、刑務所に入ることになる。
